政治・経済

参議院選挙雑感

参議院選挙が終わって,感じることを述べておこうと思います。

まず,予想通り,自公連立政権が大勝し,ねじれが解消し,

政策が進めやすくなった状況はいいことだと思います。

今の日本は,政局なんかよりも,重要課題の政策をどんどん実行していく必要がある時期です。

ですので,形式上でも,実行しやすい形になったことは望ましいと思います。

その上で,今回の選挙を通じて,素直に感じることは以下のようなことです。

1.自民党が本当に日本を取り戻すことができるのか

 今,日本中が,なんとなくアベノミクスで日本は良くなるのではないかというイメージに包まれていると思います。ただ,イメージだけにながされるのでなく,民主党政権になる前はずっと,この自民党時代であったという事実を重く受け止めるべきだと思います。

 失われた20年で,教育問題も,社会保障問題も,中央集権化で既得権益優先の問題も,ほとんどなにも解決してこなかったからこそ,民主党への政権交代が起こったという事実。

 それにもかかわらず,また,イメージだけで,これだけ自民党に支持が集まるという,長期的視点を持たない,その時点の空気に大きく左右される国民性が,今の日本だなと感じています。

 

 今後,安倍さんは実行に向かって進んでいくと思います(安倍さんは本物の政治家だと思っています)が,自民党内での反対勢力が息を吹き返してきます。衆議院・参議院でともに大勝し,しばらくは選挙を意識しないで済むので,自分たちの利益のために行動する人が増えてくると思います。

 選挙の時だけ都合のいいことを言う政治家ではなく,普段の行動を観察し,誰が政局優先,既得権益の支持母体優先の政治家なのかをしっかりと見極め,次回の選挙に臨むことが大切だと思います。

2.若者の投票率が低い理由は,興味がないだけ

 若者投票率が低い理由は,

  よくわからない

  誰に入れても同じ

  政治不信

  忙しかったので,投票にいけない

 など,投票しない人の理由を聞くと色々な理由が後付で出てきます。しかし,すべての理由の根底には,興味がないだけだと感じています。自分の身近な生活に短期的に影響のないことには興味がないから投票しない。これが本音だと感じています。

 

 そう感じる理由は,良くわからいという人は,本当に少しでも調べようとしたのか。まず候補者のHPや政党のHPに行けば,どのような政策をうたっているのかは確認できます。それすらもしないで,良くわからないというのは,そんな受身の状態で情報が入ってくることを期待していてもしょうがないと思っています。

 わかろうと努力しないで,よくわからないという状況は,本当に単なる甘えで,そのような人は,一生わかることもなければ,一生投票もしないのではと感じてしまいます。

 また,誰に入れても同じや政治不信を感じている人は,政治家の人を基本的に軽蔑していると思っています。自分の選挙区の候補者のHPを見ることもせず,一度も講演会等に話も聞きにもいかず,ダメ出しをする。それは,どうかなと思います。

 民主主義で自分たちの代表として国政に臨む政治家の多くは,本当に立派な人です。確かに,とんでもない政治家も一部いますが,そのような人ばかりでなく,尊敬できる人の方が多いので,もっと,自分の選挙区の政治家を知ることにより,投票したい人がいないなどという現象は起こらないと思っています。

 知れば知るほど,投票したい政治家が多すぎて,誰に投票しようか悩むぐらいだと思います。

 忙しかったのでという人も,期日前投票も多くの場所で,朝8時から夜20時まで2週間も行える状況ですので,本当に忙しい人ほど,しっかり投票に行っています。

 自分が大切に思っている用事で2週間も放置することはしないでしょうから,また,投票日だけでも,朝から晩まで投票できるわけですから,5分投票に行く時間もないという理由にはならないと思います。

 ですので,投票をしない人は,根本は社会に興味がないからという自覚を持つことが大切なのではないでしょうか。もちろん,社会に興味を持たないという権利もあるので,持たないので,投票しないということも認められます。

 ただ,本音は興味がないだけなのに,種々の理由をつけて,興味はあるけど投票しないという発想で自分を正当化するのはどうかなと感じてしまいます。

 次回の国政選挙では,どうどうと,自分は興味がないから投票していないんだと主張してほしいと思います。逆に興味があるという人は,是非投票してほしいなと思います。

3.都合のいいことだけ言っていて,全体感のない政治家を支援しない

  個人名は出しませんが,本当に政策を聞いていて,全体感のない,ミクロのピンポイントのおいしい話だけして,票を集めている政治家は本当に残念ですし,また,そのピンポイントのおいしい話につられて投票をしてしまう我々国民もまた残念だなと思っています。

  すべての公共サービスは,支出が伴い,その支出は税金で賄われています。無尽蔵にお金がわいてくるのであれば,メリットだけ主張し,メリットがあることはすべてやればいいですが,会社の経営と同じで,どうやってトータルの採算を合わせ,その中で,最高のパフォーマンスを出すのかという視点で議論しないと,理想論を唱えたもの勝ちの状況になります。

  今の日本は,採算なんて無視して,理想論を唱えた人が当選しやすい状況があると思っています。

  これだけ国家財政が圧迫している中で,

 社会保障を現状の水準で維持するまたはより強化する

 教育をすべて無償化する

 増税は一切しない

 TPPに反対して,国内既得権益は守る

 原発は即時撤退し,再生エネルギーで賄う

 競争をやめ,格差のない平和で安定のある社会

 などなど

 すべて,実現できれば素晴らしいと思いますが,そんな予算はないし,どの選択肢にも新たなデメリットが発生するので,何かを選択すれば,何かをあきらめなくてはいけない。

 国会議員の方は,国家の全体像を考えたうえで,その全体像を実現するために個々の政策を論じてほしいのに,個々の政策にしか視点がない方は国会議員としての資質に欠けています。

 しかし,ピンポイントのおいしい主張だけして,では全体像はどうするのかというと,まったく考えていない政治家も多く,また,国民も全体像を考えない場合が多いので,ピンポイントでいいことをいう政治家を応援してしまうという悪循環になっていると思います。

 もっと政治家がしっかりしてくれないと困るという意見もわかりますが, 

 「鶏が先か、卵が先か」 ではないですが,まずは,自分たちが少しでも勉強し,より良い政治家をしっかりと支援することから始めるべきだと。

 自分たちの義務を果たしたうえで,政治家批判をするべきだと思っています。

 今回の選挙で,あえて個人名を出せば,

 民主党の東京選挙区から出馬した『すずきかん』氏が落選したのは,本当にショックです。

 自分は民主党を支持していませんが,すずきかんさんは,本当に当選してほしいと思っていました。

 教育の分野や震災復興の分野といった非常に幅広い分野で,献身的に国のために尽くしていた本物の政治家だと思っています。そんな彼が,民主党だからという理由で落選してしまうのは,本当に国家として大きな損失だと思っています。

 民主党だから絶対に入れないという思考停止に陥るのではなく,本当に国のために政治をやっている人をしっかりとみんなで応援し,支えていくような社会こそが,本来の民主主義だと思っています。

 今の日本は,会社に例えると,社員の多くは会社全体のことなどどうでもいいので,自分の待遇や仕事内容だけ良くしろと主張している状態に見えます。

  会社は大赤字だけど,

   給料(年金)は下げるな,

   ボーナス(増税するな)は削るな,

   うちの部門の予算(補助金)だけは削るな

   自分たちの部門に便宜を図ってくれる役員に媚を売ろう

   役員は,自分に賄賂をくれる取引先に便宜を図る

   それでいて,社員は,うちの会社の役員は終わっているねと愚痴だけ言っている

   会社を本当に立て直そうと奮闘している若手社員は,どんどん厳しい状況に立たされる

 こんな感じかなと。

 そんな会社がつぶれないわけないので,日本もどんどん厳しい状況に進んでいると思っています。

 それを変えるために,時間もかかりますが,我々にできる身近なことの一つとして,自分の選挙区で本物の政治家を一人探し,応援することだと思います。

 応援と言っても,少しの応援だけで全然違います。

  ・選挙の時に投票する

  ・少しだけ寄付する

  ・少しだけボランティアとして手伝う(年1日でも)

  ・少しだけ社会問題について勉強する(年1冊だけでも本読む)

 などでいいと思います。もちろん後援会等に入ることでよりサポートすることが望ましいですが,そこまでしなくても,少しだけでも応援するだけに,日本の政治は大きく変わると信じています。

 政治の話をすることがタブーではなく,支持する政治家がいないことの方がタブーであるという,民主主義では当たり前の社会になることが本当に大切だと思っています。

 そのために,ひとり一人ができることを少しずつやる。

 確かに一人では何も変わりませんが,多くの人が少しずつアクションを取れば必ず大きな変化が生まれるはずです。

 今回の選挙でも最も票を得て,解消した自民党すら1,846万票。

 投票率が50%程度であったことを考えると,6,000万票以上の無党派層が投票していないことになります。

 この方たちの半分の3,000万票が投票するようになれば,選挙結果にも大きな影響を与えることができ,自分たちの声は政治に反映されるようになると思っています。

 誰を支持するかは,個人の価値観の問題なので,自由です。

 ただ,しっかりと自分の判断基準に基づいて,特定の政治家を支持するという動きが広がって行ってほしいと心から願っています。

 多くの若者が,そのような価値観になれば,日本社会は本当にいい方向に向かっていくと思っています。

 なぜなら,投票率が低いと何が問題なのと言われることもありますが,投票率が低いことはその根底に社会に対する無知無関心の拡大があると思います。ですので,投票だけでなく,日々の行動も自分さえよければという価値観が広まっているのではないかと危機感を持っています。

 そのためにも,まずは結果が分かり易い,投票率が向上することは一つのきっかけになるのではないかと感じています。

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形式的な制度変更をしても!

日本の教育は色々問題があるというのは,20年以上言われ続けていることだと思う。

主体性・創造性・課題発見能力・問題解決能力・論理的思考力・目的設定能力・道徳心。。。

色々養うべきものは多い。

最近議論になっている事案と言えば

秋入学

大学入試にTOEICを導入

小学校・中学校・高校を6・3・3→4・4・4に変えよう

とかの形式面の対処療法ばかり。

本気で教育を変えるのであれば,教育の中身の実の部分を変えないといけない。

もちろん形式面を変えることで,中身の部分を変えやすくなる効果には賛成であるが,

今のままでは,形式面を変えても,多分効果は少ないと思う。

逆に,公認会計士試験と一緒で,形式面だけを変えることで,現場の負担だけが増え,マイナスにさえなると思っている。

その理由は,大きく2つあると思っている。

1.中身の議論が十分ではないし,現場の教育者に浸透していない。

  まず,本当にどのような教育の中身にするのかという部分の議論が疎かになっていると思う。

  道徳心を養う。主体性を養うと言っても,実際にどのような授業を実施するべきなのかという議論が十分にされていないと感じる。また,仮にされていたとしても,現場の最前線で教育に従事している教育者に浸透していないと思う。

  そのため,文部科学省の官僚の方や,識者と言われる方がいくら形式面を変えても,その趣旨自体も現場は理解しない状態であると思うので,ほとんど成果は出ないと思う。

2.教育者自身に高い教育を実践できる方が少ない

  日本の教育の大きな問題は,教育者の質にあると思う。従来の教育をずっと行っていた教育者やビジネスの現場を知らない教育者がほとんどだと思う。

  そういう人に,いくら今後のビジネスの現場で生きる人材を育成しろと言っても,教える教育者自身がその経験を一切していないので,なかなか難しいと思う。

  また,教育現場に正しい評価システムや競争原理もないので,より良い教育を実施しようという意識が弱くなるし,問題を起こさなければいいという事なかれ主義が蔓延しやすくなっている。

  そのため,熱意のある教師が入ってきても,逆に問題児扱いされていることも多い。

  だからこそ,教育の現場にもっと,外部の血を入れるべきだと思う。欧米のトップスクールの様に,各分野で一流を極めた人を,第2の人生として教育現場に受け入れることが必要。

  教育一筋でやってきた教育者と,実務の現場で結果を残してきた人が,お互いの経験をぶつけ合いながら,質の高い教育を実践し,かつ,評価システムをしっかり構築することが求められていると思う。

  一度教授になったら,大きな問題を起こさない限り,教授で居続けられるシステムや,いい教育をしている教師よりも,問題を起こさないで無難にこなしている教師が評価されるようなシステムを改革することが本当に大切だと思う。

  そういう問題の根源には触れず,周りの形式面をいくら変更しても,一向に解決せずに,また数年後には形式を変更しようという意見が繰り返されてしまうと思う。

  学生が,

  尊敬するような

  憧れるような,

  人生のロールモデルになれるような

  かっこいい教育者の割合を増やさない限り,質の高い教育など,実現されるわけがないのではないか。

 形式的な変更を実施するような報道を見るたびに感じてしまうことである。もっと,優秀な人が教師になりたいというような制度改革が本当に求められているのだと思う。

 教育は,国の根幹を支える非常に重要なものです。しかし,効果が出るまでに,10年や20年以上の歳月がかかってしまうので,形式的な変更や先送りされる傾向が強い。しかし,そのようなことを繰り返しても一向に問題は解決しないので,形式的な制度変更を繰り返すのではなく,必要な教育の中身の検討や優秀な人材が集まるような仕組みづくりに対して,腰を据えて取り組んでいくことが必要だと感じます。

 競争原理が働かない業界であるからこそ,制度設計は慎重に長期的なビジョンで行うことが必要なので,焦ったり,とりあえず表面的な問題に対処するような制度変更だけやめてほしいです。

 どうすれば,優秀な人がより多く教育者になりたいと思うようになるかということを模索し続けたいと思います。

  

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命について考えてみる。

原発の問題,TPPの問題,生活保護・年金・医療等の社会保障の問題,財政の問題,

今色々と議論されている問題がありますね。

このような問題が色々な方面で議論されているが,

その議論の目的は,ひとりでも多くの人が安心して生活できることだと思う。

つまり,究極的には,命についてどのように考えるかということに行きつく気がする。

命は何よりも大切にしなければいけない。

社会的弱者を助けなくてはいけない。

子供たちの命を守らなければいけない。

すべて本当に正しい考え方だし,心からそう思う。

しかし,実際に命は何よりも尊いという正しい理念だけではどうしようもないことが多々ある。

つまり,すべての命を救えない状況の中で,どの命を救い,どの命を救わないかという問題が生じるケースが多い。ここが,命の話をする場合の問題の本質であると感じている。

もちろん,全員救えるのであれば,どんな犠牲を払っても,全員救うべきであるが,現実問題無理なのであれば,ひとりでも多くの命を救えるベストな案を模索するべきなのだと思う。

例えば,大災害が起き,重症患者が10万人いたとする。でも,医者が10人しかいなく,医療設備も足りない状況があったとする。その場合に,全員を救うんだという理念に基づき,ひとりずつ治療をするよりは,助かる可能性の高い人から治療をし,助かる可能性が低い人は治療しないという非情な選択をすることが最も命を大切にしているのではないか。

この前みた,感染列島という映画でも,感染症の患者で病院が溢れかえった時に,人工呼吸器が不足していた。その時に,助かる可能性が低い患者の人工呼吸器を止め,助かる可能性の高い患者に使用するという場面があった。その実行を行った医師は,勇気ある決断をし,他の人に人工呼吸器を止める作業は一切やらせず,すべて自分で実施していた。

ひとりでも多くの命を救うために,決断をし,他の人が責任を背負わないように,すべて自分で実施する。映画の話であるが,なかなかできないことであるし,本当に尊敬する行動だと思う。

この時に,助かる可能性の低い患者を救わなかった医師に文句を言える人はいないと思う。

しかし,現実社会においては,上述したような,分かり易い状況ではないが,同じようなことが多々起こっており,そこで,命が何よりも大事という根源的な価値観に基づく発言をし,自分たちこそ正義であり,命を疎かにする人など人としてあり得ないというような意見が多くみられていることに疑問がある。

このような状況は,上述した医師に文句を言っているようなものと感じてしまう。

つまり,何を伝えたいかというと,命が大事という根源的な理念だけを掲げ,すべての命を救うという理想論だけ掲げていても意味がないと思っているということ。

例えば,社会保障制度。麻生大臣が高齢者の末期症状時における延命治療をやめさせた方がいいという話をした時に,大バッシングを受けた。自分は高齢者の末期症状における延命治療をしない方向に賛成である。

なぜなら,その人のことだけを見れば,延命治療したほうがいいのは当然であるが,人は,一生にかかる医療費のうち,末期時にその半分を使っている。

つまり,現在毎年35兆円かかっている医療費の約半分は末期治療にかかっている。しかも医療費は,今後20年で1.5倍に増加するという試算もされている。

そのお金を少子化対策や,貧しい子育て世帯への支援に回すことで,より多くの命が救えるという側面がある。少子化がこのまま進むと,財政はますます悪化し,社会保障の削減を行うしかなくなる。だったら,長期的により多くの命を守るために,末期治療にかかる医療費を削減する方がいいのではないかと思ってしまう。

しかし,医療費を削減することは,命を大切にしないということかという,根源的価値観に訴える医師会等の批判にあい,なかなか政策が進まない。

また,TPP問題にしても,自分は賛成である。食料自給率の問題等をあげ,農業団体等は声をあげて反対しているが,そもそも,エネルギーをほぼ輸入している段階で,輸入がすべてストップした場合には,農業を営むための石油が手に入らなくなり,農業ができない。だから,なんで食料自給率だけにこだわるのかとも思ってしまう。

食料自給率がないといざというときに,食べていけないというのは,その通りだが,まず日本が第3次世界大戦を実施し,すべての国からの輸入がストップする可能性などないし,エネルギー自給率がこれだけ低い日本で,食料自給率だけにこだわる必要もない。

それよりも,今後成長するアジアの市場に対して輸出をできる環境を整え,トータルの国益を高めていくほうが,結果として多くの命を救うことになると思う。

国際競争力の持てない産業は衰退すべきであり,公共投資に依存する建設業や保護政策でしか生き延びられない農業も淘汰されるべきである。その中で,国際競争力を維持できる農作物により力を入れていく方向にシフトするべきなのだと思う。

現に,知り合いの農業関係者でもTPPに大賛成の人も多くいる。彼らは,積極的に努力し,競争力のある農作物を作り,海外に売っていけるチャンスが増えるという意見を持っている。

自分も,そのような農業従事者の作る作物や,日本の米は国際競争力を持っていると思う。日本人は安い米が入ってきても日本のおいしいお米を食べると思うし,海外の富裕層もおいしいお米を食べたいと思う人はいると思う。お米と競争力のある農作物さえ守れれば,これだけ海に囲まれ,魚もたくさん取れる日本で,飢え死にすることはないと思う。

原発問題,年金問題も同様で,今目の前にある命を一人も犠牲にしないという思考だけでなく,長期的にみて,どうすれば一人でも多くの命を救えるのかという視点で考えていくことが大切なのだと思う。

もちろん,多種多様な意見があり,反論も色々あると思う。

ただ,命は何よりも尊いという根源的な価値観だけに固執し,全体的な視点や,長期的視点を一切無視した極論があまりにも多いと感じるし,その裏側には,既得権益という名の大きな利権が絡んでおり,その利権を守るがために,命という言葉を使っているのであれば,それは許されることではないと思ってしまう。

私は,産業は競争力を失った段階で淘汰されるべきであり,保護は,個人ベースでセーフティーネットを用意すべきだと思う。産業にセーフティーネットを用意することは,そのためにかかるコストを最終的にはすべて国民が負担しているという事実を見るべきだと思う。

ビジネスで失敗しても,個人ベースの保護を国がしっかりと行えば,国民の安心は高まると思う。だからこそ,何の付加価値も生んでいないような利権団体に使うお金を削り,それを個人ベースの保障や競争力のある分野に投下する方がよっぽど,有益である。

もちろん,長期的に競争力を持てる可能性のある分野に,競争力を持てるようになるまで,国が支援する補助金は大賛成である。再生エネルギー・介護・ロボット技術,環境対策等たくさんある。ただ,産業を延命させるために,使う補助金はほとんどメリットを生まずに,じり貧になるだけである。

競争力を持てない産業の従事者は,消費者が必要としていないサービスになっていることを意味しているので,数年間補助する間に,業種転換を図っていく方向に促すべきであると思う。

まとまりのない文章になってしまいましたが,

命は何よりも大切にしなければいけない。

社会的弱者を助けなくてはいけない。

子供たちの命を守らなければいけない。

からこそ,どうすれば上記の内容が最大限に達成できるのかについて,真剣に考えていかないといけないと思う。

教員の「駆け込み退職」について想うこと!

1月末で地方公務員の退職金が引き下がるため,早期退職者が続出していることに賛否両論の議論が行われていますね。

反対派は,残された生徒はどうなるのか。教員としてのモラルはどうなっているのかと批判しています。

その論拠は当然正しいのですが。

自分としては,退職する公務員の方を責めるのは違うと思う。

だって,150万円寄付しろと言われているのと同じ。

今このブログを読んでいる人で,150万寄付しろと言われ,わかりました寄付しますと答えれる人がどれだけいるかということだと思う。

先生も生徒はかわいいはずだし,やめることにとてつもない後ろめたさがあると思う。

でも,自分の老後の生活を考えたときに,気前よく150万円寄付できない事情もあるでしょう。

どちらかと言えば,早期退職しない教員を誉めるべきであり,早期退職する教員を責めるのは完全に間違っていると思う。

そもそも,そのような時期に制度が改正になること自体がおかしい。

単に,4月から変更にすればいいだけ。

制度設計責任者が責められるべきであり,謝罪したほうがいい。

今からでも,4月からの変更にできるのではないか。

この議論で,公務員のモラルはとか,やめる人はひどいとか言っている人は,

まず自分が150万円寄付してから言うべきだと思う。

やむなく早期退職した教員の方は,本当に被害者。

ここまで頑張って勤めてきて,最後の花道を前に,みんなから色々な視線を感じながらやめなければいけない心情を察すると,何とむごい制度変更なのだと思う。

一生,このことを忘れることはできないだろうし,生涯葛藤が続くのではないか。

むしろ,やめて当然であるという風潮になってほしいと思います。

お金が腐るほどある人以外は,やめて当然だと思います。

この一件でマスコミの印象操作も本当に怖いと実感。

マスコミの報道が,やめる公務員がいけないという雰囲気を醸し出していたことが原因な気がする。

仮に,マスコミの報道が,教員の方が150万円の寄付と生徒の卒業式に参加できないはざまで葛藤している。こんな残酷な制度を誰が決定した。という方向であれば,批判の矛先は180度変わっていたのかなと思う。

そういうマスコミや制度を決めた役人こそ,責められるべきではないかなと強く感じてしまう。

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所得税の増税は国力の衰退への道!

所得税の最高税率が40%から45%に増税されますね。

さらに相続税も基礎控除が4割削減され,最高税率も増税される。

これこそ,選挙対策の愚策であり,国力を衰退させる以外何物でもないと思う。

今回増税される建前は,消費税の増税を控え,

富裕層の課税を強化することで,国民心理の納得を得るというもの。

これは,多くの国民は富裕層の課税強化に賛成なため,有効な選挙対策になる。

自民党は,夏の参議院選挙で勝つことこそ最大の目的であるため,今とられている政策は,

如何に夏の選挙で票になるということが優先されている。

だからこそ,社会保障改革等は,一切話題にせず,とりあえず,ばらまきと富裕層への増税強化により,

国民の不満を回避しようとしている。

こんな愚かなポピュリズム的な愚衆政治をしていては,日本の国力は本当に衰退の一途をたどる。

では,なぜ所得税の増税が国力を衰退させるのか。

まず,日本の給与所得者は,5,400万人程度。

そのうち年収2000万円以上稼ぐ人の割合は0.5%しかいない。

その上で,今回増税の対象になる年収4000万円以上の人は0.1%もいないでしょう。

仮に4,000万円以上の人が0.1%として,人数で5万4,000人。

彼らの平均所得が5,000万円とすると,

4,000万円超の部分が5%増税されるので,一人当たり50万円の増税。

50万×5万4000人で270億円の増税にしかならない。

プライマリーバランス20兆とか30兆赤字の日本からすれば,ほんとゴミみたいな金額である。

それよりも,こんなことを続けていれば,

高額所得者がどんどん海外に移転してしまう。

また,外国人の高額所得者も日本を避けてしまうという事態が生じる。

企業もどんどん外国に拠点を移すばかりか,外国企業などなおさら入ってこなくなる。

それこそ,大幅な所得税・法人税の減収が見込まれる。

つまり,所得税や法人税はもっと引下げ,企業が日本に拠点を置き,高額所得者が日本で働き,日本に税金を納めるようなインセンティブを与えないと,どんどん国力は衰退していく。

これは税収の話だけでなく,そのような高額所得者が,新たな産業を起こし,雇用を生み出し,国力を強化する力も持っていることを考えると,長期的に大きなマイナスである。

アジアのライバル国は,外資を呼び込むためにも,どんどん減税を実施している。

日本も,減税を行い,如何に優秀な外国企業の労働者を招致するかという方向に向かうべきであるが,その動きに逆行しているという事実に多くの日本人は気づかないといけない。

こんな愚策をどんどん採用するのは日本は,アジア諸国からはラッキーこれでまた日本は衰退すると喜ばれていると思う。

また,税率5%以上に,海外に発信するアナウンスメント効果も大きいと思う。

日本は所得税や法人税が高いため,日本で働きたくないという印象を植え付けてしまう。

これは日本という国のブランドイメージを大きく下げてしまうことにつながる。

先日インドで報道された性犯罪の問題もインドのイメージを大きく下げてしまったと思う。その結果インドに行きたくないと感じた人も多いのではないか。

また,アルジェリアの事件を見て,アフリカや中東は治安が悪いので行きたくないと思う人も増えたと思う。

これは事件の前後で実体は変化していないにもかかわらず,イメージが低下したことによる。

なので,日本も,これからのグローバル社会でアジアのハブとして成長していく拠点であるというイメージを発信し続けないと,本当に経済大国から転げ落ちるし,どんどんその速度も加速していくと思う。

だからこそ,この大事な時期に,所得税や相続税の課税の強化を図り,ポピュリズム的な政治をしているのではなく,本当に強い日本を創るために,財政再建と経済成長を同時に進めるために必要な政策を実行しないといけない。

だからこそ,経済成長に不可欠な規制緩和と毎年100兆円の支出をしていて,今後毎年2兆円~3兆円増加する社会保障改革にこそ,大事な政治家の方の時間を使ってほしいと強く願います。

多くの国民も富裕層の増税で,何か気分的にすっきりするかもしれないが,財政に与える効果はマイナスでしかなく,そのツケは最終的に消費税の増税や社会保障の削減という形で自分たちの負担としてかえってくるという認識が大切なのだと思う。

社会保障も充実させるには,財源が必要。そのためにはどうすれば税収が上がるかを考えないといけない。今回の所得税の増税は,税収を引き下げる効果しかないと思うのですが。。

富裕層に増税するという定性的な気持ちの満足度の問題を優先するのではなく,実際に財政や経済成長にどれだけの定量的な効果があるのかという現実をみて,しっかり判断していかないと,優先順位を大きく間違ってしまう。。。。

10年前の政治に逆戻りしているという,残念な想いしかしないニュースです。

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自分の一票では何も変わらないから投票しないでいいのでしょうか?

衆議院選挙が近づいていますね。

若者の政治離れは著しく,投票率も30%台であると言われたりします。

人口が高齢者に比べ半分ぐらいしかいなくて,投票率も高齢者の半分では,

若者の意見はすべて忙殺されているのが現状です。

ではなぜ若者は投票しないし,政治に無関心なのでしょうか。

一つは,自分の一票なんて何の影響力もないと思っているから

一つは,政治への不信感から興味を持たないようにしている

一つは,自分の生活に関係ないから。自分が仕事で稼ぐことに専念

色々あるのだと思います。

既成政党の政治は,とにかく支持団体に支えられています。

医師会・農協・日教組・自治労・各種業界団体。。。

様々な支持団体が,自分たちの業界に便宜を図ってもらうために,政治家にお金・人を支援しています。

その結果,ますます政治不信に陥る。益々自分の一票なんて影響がないという状況に陥ってしまっている。

これが今の日本かなと。

その結果,ますます,政治家は高齢者や業界団体を向いて政治をします。その結果,子供や孫の世代にどんどんツケが先送りされています。

ほんとにこの先も膨れ上がる借金やそれに伴う増税,社会保障の削減等を次世代にすべて先送りしていいのでしょうか。

それでは,自分たちの子や孫の世代に対して無責任すぎると思っています。

確かに,今回の選挙で1票入れてもすぐには効果は出ないかもしれません。

しかし,若者の投票率が徐々にでも上がれば,若者を向いてくれる政治家が必ず増えてきます。

また,次の選挙,また次の選挙と考えていけば,大きな力に変わっていく可能性があります。

諦めては,状況はますます次世代に厳しくなるだけではないでしょうか。

だからこそ,我々ができることはまず,ひとり一人が投票に行き,次世代を無視するなという意思表示をすることなんだと思います。

ひとり一人の力は小さくても,多くの数が集まれば,徐々に世論になっていく。

次世代に責任ある日本にするために,若者世代の声を政治家に届けないといけません。

すべての段取りを他人に任せ,万全になった時だけ選挙に行くなんて言ううまい話はなかなか起こりません。

今すぐ効果は見えないかもしれませんが,若者のひとり一人が投票に行くことが,将来的に,日本の政治をより良くし,しいては,より良い日本にするための大きな力になると思っています。

民主主義国家なのですから。

みんなで投票に行けば,必ず変えられると信じて。

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女性の社会進出!

日本は,女性の社会進出が,欧米諸国に対して,大きく遅れている。

一流企業の取り締まりの割合は,

日本が1%にも満たないのに対し,欧米諸国は10%~15%程度ある。

日本では,有能な女性が活躍する機会を得ずらいという状況を生んでいる。

これは,女性にとって大きなマイナスであることは当然であるが,国家としても大きな損失だと思う。

また,今後の少子高齢化で,労働人口が減少する状況では,女性が公平に活躍できる状況は不可欠であると思う。

また,終身雇用が崩壊し,男性の収入も安定しない中では,ダブルインカムがスタンダードになると思う。

そのためには,女性が仕事と家庭を両立できるようにすることが必要である。

では,なぜ日本は女性の社会進出が先進国の中で遅れているのか。

理由は大きく, 『社会環境の問題』 と 『価値観の問題』 に大別できるのではないかと。

1.社会環境の問題


 まず,仕事と家庭の両立が非常にやりずらい状況がある。

 保育所の待機児童問題の様に,保育所に入れたくても入れれない人が多い。

 また,保育所に入るためには,就職先が決まっていることが有利になるが,就職は保育所が決まっていないと内定を取りずらいという,矛盾。

 会社の時短勤務や育児休暇などの,子育てに対する制度不足。

 制度自体は,整えているとしても,一部の大企業を除き,実際にしっかりと活用できない現状もある。

 また,今後は介護の問題も大きくなる。

 なので,介護と仕事の両立がしやすい制度の整備も不可欠である。

 このような,社会環境の整備が遅れているのも,次の価値観の問題に起因している部分も大きい。

2.価値観の問題


 日本全体が,まだまだ専業主婦がベースの価値観になっていると感じる。

 夫が仕事をし,女性が家を守るという昭和までのスタンダードな価値観。

 もう,そういう時代ではなく,夫婦で協力し,家庭を支えていく時代になっていると思う。


 女性自身も自己実現のために,社会で活躍したいと思う方が増えているし,

 終身雇用の崩壊で,夫の収入が右肩上がりで上がらなくなる時代においては,

 ダブルインカムがスタンダードになると思う。

 そのためにも,社会全体が,ダブルインカムの子育て世帯を一緒に支えていくという価値観に転換するべきなのだと思う。

 女性が産休後に復帰するのは当たり前。

 子供が小さい時には,時短勤務は当たり前。

 子供の急な病気で,欠席するのは当たり前。

 こういう価値観が,広がっていくことが必要である。

 まだまだ,会社でそのような価値観が広がらないのは,

 一つは,現在の経営陣層は,専業主婦が当たり前の時代を生きてきた人であり,ダブルインカムをする場合の,仕事と家庭の両立の大変さを理解できていないことがあると思う。

 子育ての大変さは,実際にやってみないと本当にわからないと。

 だからこそ,専業主婦時代を生きてきた,現在の経営陣層は,

 

 男性は,家のことなど顧みず,仕事に没頭しろという古い価値観がまだまだ根強い気がする。

 また,もう一つは,女性自身の価値観もあると感じている。

 (こんなことを言うと怒られるかもしれませんが)

 産休明けで復職するときに,意外と理解がないのが,女性の上司という意見も聞くことがある。

 あなたのせいで,仕事のしわ寄せがきているというプレッシャーをガンガン与えられる状況も少なからずあると思う。

 確かに,仕事をバリバリやっている女性からしてみると,理解しづらい面はあると思う。

 ただ,当の本人もいつその状況になるのかもわからないし,社会として,子供を育てやすい状況にしていかなければいけないという認識が広まることにより,状況は改善すると思っている。

 なので,私は,まずは,女性の価値観を変えることも大事なのだと。

 子供が幼い時は,仕事を一部セーブすることは,社会としての常識という価値観へ。

 その時は,お互い様の精神で,みんなでカバーし合う。

 仮に,女性がその価値観になれば,男性など,簡単に説得できると思う。

 女性が束になって,仕事と家庭の両立をしやすい環境を整えてほしいと,訴えてきた場合に,

 男性など,みな素直に従う(屈服?)と思う(笑)。

 

 欧米でも50年前は女性の社会進出が進んでいなかった国が,今ではとても進んでいるという事例は多い。

 日本は,現時点ではまだ遅れているが,今後どんどん女性が社会進出をしやすい状況を作っていく必要がある。

 社会システムや価値観は,時代とともに変化していくべきものであるので,多少時間はかかるが,しっかりと変えていくことが必要なんだと感じます。

 

 


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日本は本当に素晴らしい国!

最近の日本は閉塞感に覆われていると思います。

財政問題,少子高齢化問題,社会保障問題,原発問題,政治不信。。。。。

日々,悪いニュースばかり飛び込んできます。

そして,我々日本人は,そんなマイナスの面を見て,将来に対する不安やあきらめの気持ちを抱きやすくなっています。

しかし,日本は,世界から見れば,本当に素晴らしい国です。

世界の人は,日本を素晴らしい国だと思っており,そう思っていないのは,日本人ぐらいなものだと思います。

世界第1位の資産大国でもあります。

個人金融資産1,400兆円,その他の企業や金融以外の資産も含めると3,000兆円と言われます。

格差が問題にもなっていますが,世界の人々から見ると,日本ほど格差のない国はないと思われるぐらい,スラムや貧困に苦しむ人が少ない国でもあります。

また,生活インフラも整っています。

世界には,今日生きるための食糧がない人も大勢いる。。

水道水を安心して飲める国は,世界で10か国ほどです。

教育水準も平均すれば,世界最高レベル

戦後のすべてを失った所から,世界第3位の経済大国まで成長したことは

アジアのほとんどの国から,いまだに賞賛を受けています。

また,治安も世界一いいと言っても過言ではないし,国民総年金,国民皆保険等も,世界から見れば本当に恵まれていると思います。

医療技術も世界屈指。

技術力も世界屈指。

和の心を大切にし,国民に道徳心のある国。

四季もあり,食も世界最高峰。

伝統文化も素晴らしいものが多くある。

また,日本ほど,世界中の国から嫌われていない国もないというぐらいです。

さらに,世界の人口の60%が集まるアジアに位置している。これからの数十年でもっとの経済成長が見込まれる地域です。

総合力で見て,こんなに恵まれている国はないのではないかといつも思っています。

そして,今現在に我々が,これほど豊かに,自由に生活できるのは,先人の方々の血のにじむような努力があったからだと痛感します。

そんな素晴らしい日本ですが,

最近は,過去の貯蓄を徐々に吐き出している状況はあると思います。

バブル崩壊の20年は,先送りの20年となってしまい,状況は悪化するばかりです。

その結果,現在の日本では,日本の問題点ばかり目が行きますが,上述した通り,日本は本当に素晴らしい国で,まだまだ,復活するための体力も人材も技術も持っていると思います。

だからこそ,私は,もっと日本人が日本に誇りを持つこと。

日本がどれだけ素晴らしい国かを実感すること。

日本に対する愛国心と誇りを持った中で,今後どのような国にしていくのかという未来を考えていければいいと思っています。

日本人は,愛国心と誇りがなく,外国の日本より優れているところばかりに目が行き,日本はだからダメなんだと言うところばかりに,視点が生きやすい国民性なのだと思います。

確かに,欧米の一流大学は,一流の人材を育てるには最適な環境だと思います。しかし,アメリカの教育がいいのかというと,一流でない人に対する教育水準は,日本よりはるかに低いという側面があります。

だからこそ,一流大学をもってして,日本より,アメリカの教育がいいという単純な結論にはならないと思います。

また,北欧の高福祉高負担の福祉国家が素晴らしいというのも,

人口が少なく,多少の外貨を稼げば,成り立つ部分があると思います。

日本の様に人口の多い国で同じことができるのかというと疑問があります。

シンガポールも淡路島程度の国土で,人口も500万人程度の国家です。

だからこそ,金融大国となり,外貨を稼ぐことで豊かになりました。

しかし,福祉の面では大きな問題もあったりしますし,日本ほどの内需もない。

アメリカも大量に移民を受け入れ,人口を増加させています。しかし,移民を受け入れれば治安は悪化しますし,競争も激しくなります。消費を維持し,国力を落とさないために,そのマイナス面を受け入れているわけです。

すべての国に,いい面悪い面両方あるのです。

つまり何が言いたいかというと,それぞれの国は,スポーツの種類の様に,

異なるものであり,メリットとデメリットが色々ある。

その中で,他の国の日本より優れている面だけに視点を当てる必要など何もないということです。

他国のいいところを学び,悪いところも学ぶ。

その上で,日本という国家として,何を取り入れ,何を取り入れないのかを決めなければいけないと思います。

50年後,100年後の国家ビジョンに基づいて,戦略的に決定行動していくことが求められると思います。

日本は,世界中で行われる多くのアンケートで,常に,素晴らしい国,尊敬する国の上位3位には入るような国です。

だからこそ,日本がどれだけ総合力で優れているかということを,もっと世界という大きな視点からとらえることで,誇りと愛国心と,この日本を築いてきた先人に対する感謝の気持ちが出てくると思います。

そして,今後の日本を担っていく,我々の世代が,その世界に誇れる日本を,どう進化させていくのかということを,しっかりと考え,実行していくことが求められていると思っています。

社会は,ひとり一人の国民が作っていくものであり,ひとり一人が社会を担っていく人材になるのだという意識の欠落こそが,今の日本の最大の課題であると感じています。

逆に,その課題さえ,克服できれば,日本の未来は明るいと信じています。

教育に携わる者として,少しでもこのような内容を発信したいと思っています。

教育でできることは,ひとりでも多くの優秀な人材を社会に輩出するほかありません。

それが,より良い社会を築いていく,推進力になると信じています。

だからこそ,この記事を読んでいただいたみなさんが,何か一つでも気づきがあり,

参考になるものがあれば,うれしいと思っています。

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いじめ問題について

いじめ

これは学校だけの問題ではない。

学校であれ、職場であれ、人が集まれば多かれ少なかれいじめの要素は発生している。

人は、誰かターゲットを設定し、いじめることで、周りの人と一体感や優越感を共有したい生き物なのかもしれない。

お笑い番組も、他人をけなして笑いをとる。

週刊誌ネタやワイドショーも程度の差はあれ、いじめの要素を含んでいる。

だから、いじめを完全に世の中からなくすことは不可能な中で、自殺するまで追い込まれるような人をいかに少なくするかという視点が求められていると思う。

そのときに、理想論と現実的手段と関係付けて話したいと思う。

いじめ問題について、理想論は、

一人ひとりの教育をしっかり行い、倫理観・道徳心を高める。

親・教師・上司・友人、周りのすべての人間の倫理観・道徳心を高めれば、確かに問題は解決する。

特に、親がしっかりしていれば解決する可能性は高い。

子供が、親に心を開き相談できる状況を作る。

親子の心からの信頼関係があれば、問題はとても少なくなると思う。

最近、子供とコミュニケーションが十分に取れていない親が増えていると感じている。

子供に聞けない。子供が話してくれない。

そんなものは、首根っこをつかめえても、自分の子供なんだから聞くべきであり、

子供が、自分から話してくるような関係を日ごろから築いていなければいけないのではないか。

また、教師も友人もいじめに加担するのではなく、止める、いじめている側を叱るのは本来当然である。

いじめがなぜいけないのか。人の嫌がることをしてはなぜいけないのかを説明する。

このような理想論が達成されれば、確かにいじめによる自殺は、ほとんどなくなると思う。

だから今回の問題でも、理想論に向けた様々な議論が沸き起こる。

私は、理想論をしっかり議論することは本当に大切だと思っている。

目指すべき理想をしっかりと認識し、そこに向かい継続的に行動を起こし続けることは大切。

しかし、理想論は、永遠に完璧な状況まではたどり着かないし、相当レベルに行くまでにも時間が多大にかかる。

だからこそ、理想論と平行して、現実案として、即効性のある対策を講じることも必要だと思う。

たとえば、いじめの問題であれば、学校を自由に選択できるようにする。

学校に行きたくないなら、転向しても、フリースクールでもいいではないか。

学校が、不登校を受け入れたくない。何とか通わせながら解決したいと思わない価値観をもてばいい。

学校は不登校になると学校の責任になるので、何とか通わせようとするのではないか。

実際、大学でいじめはあまり聞かない。それはいやなら行かないし、特定の狭いコミュニティーにおく差なくていいので、いじめられるようなグループに属さないということを選択する余地があるから。

しかし、小学校・中学校・高校は、その選択肢が狭いので、問題が解決しない。

つまり、いじめをなくすのではなく、逃げ道をしっかりと用意する。

また、親以外でも、相談できる大人を用意する事も大切ではないか。

学校に、引退した高齢者を配置したり、カウンセラーを配置したりして、子供の悩みに真摯に耳を傾けてくれる大人を用意する。

誰か一人でも、心から自分のことを見てくれているという状況を整えることだと思う。

この問題の一つに、核家族化があると思っている。

昔は、両親に相談できなくても祖父母に相談できたような状況もあったのだと思う。

別にいじめのレベルが、どんどんひどくなっているとかではなく、相談できる大人がいる確率が高かったのではないか。

最近の核家族化では、両親に相談できないと相談できる身近な大人がいないという状況が増えてしまっている気がする。

だからこそ、核家族化を解消することは難しいので、代替案として、

相談できる大人が必要なのではないかとも感じている。

これもいじめをなくすのではなく、自殺を少なくするための方策。

このように、理想論に向けて、地道に取り組みつつも、現実的に即効性のある対策も同時に行なうべきだと思う。

今回のいじめの件も、当事者の学校や教育委員会、加害者の生徒、その両親は許されるべきではないと個人的には思うし、彼らは、もし罪を犯しているのであれば、償うべきだと。

ただ、彼ら当事者を糾弾しているだけでは問題は解決しないので、

全国的に程度の差はあれ、同じようなことが生じているので、それに向けた解決策を議論することが大切なのだと思う。

だからこそ、理想論と現実的手段のバランスをとりながら、進めていくしかないのではないかと感じている。

いじめ問題と理想論と現実的手段について、考えてもらえれば幸いです。

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SNSの可能性と危険性!

SNSは本当に急速に広まっていますね。

実は私は,SNSというものには,今年まで一切触れていませんでした。

なんか,SNSに対するイメージが,ネットの世界でのバーチャルなつながりという負のイメージが先行し,コミュニケーションは対面で取ることが重要と思っていたためです。(古い価値観の人間ですみません)

しかし,今年に入って,facebook ブログ ツイッターとデビューしてみて,

その可能性に大きく感銘を受けたのと同時に,やはり危険性もあり,使い方には注意が必要だなと再認識しています。そこで,まだまだSNS初心者の自分ですが,今までの経験に基づき,SNSについて,感想を述べたいと思います。

今年の1月にようやくfacebookにデビューしました。

faceboookの魅力は何と言っても実名であること。

そして,旧来の友人と繋がれることだと思います。

実際,facebookを始めたおかげで,10年ぶりの友人と連絡をとり,会って飲む機会も多く実現しました。

また,お互いの近況がfacebookを通じてわかるので,会わなくても,日々あっているような感覚を味わえることも魅力だなと感じています。

ただ,facebookは実名であるため,みんな無難な発言しかしないなという感想も持っています。

今日どこどこに行った

今日こんなおいしいものを食べた

確かに,そのような情報は見ていてほのぼのしますし,とてもいいものだと思います。

しかし,何かもっと本音をぶつけ合うようなものが不足しているなと思います。

まあ,これは,facebookに求めなければいいのかなと思い,

かつ,自分は場違いな投稿もしているなと思い,ブログを始めることにしました。

ブログは,今年の4月ぐらいから始めました。

ブログの魅力は,色々な人に議論を提示することができること。

また,文書にすることで,自分自身の思考の整理に大きく役に立つことだなと思います。

また,様々な人の考えを知るきっかけにもなります。

考えていることを文章に起こす作業は,想像以上に効果があると実感しています。

ただ,ブログは,一方通行の情報発信なので,議論を育むことには向いていないなと思います。

その上で,長文をかけるため,しっかりと考えをまとめ,発信したいときには最適だなと思っています。

そして,2か月前からデビューしたツイッター。

これは,想像以上にすごいものだなと思いました。

今後は最もツイッターにはまるなと感じています(笑)

様々な人の意見がどんどん聞ける。

そして,時には意見をぶつけ合うことができる。

普段では会って,話を聞くことも難しいような,各分野の一流の方々の思考の一部を垣間見れる。

これほど,思考や気づきを与えてくれるものはないと感じています。

すごいものだなと。

その上で,匿名性というものに対する危機感も同時に抱いています。

匿名だからこそ,とても攻撃的な発言をいきなりしてくる人,

感情論だけで好き勝手言っている人など

様々な人がいます。

私は,この匿名性について,メリットとデメリットが混在していることを強く伝えたい。

匿名だからできる発言があることはとても大切です。

内部告発等の匿名だからこそできるものもあると思います。

しかし,匿名で発言している場合,責任が伴わないので,

思考が養われないとも思っています。

また,匿名で,責任が伴わない場面でしか発言できなくなる人も増えるのではないかと感じています。

自分の発言に責任を持つからこそ,どんどん思考が磨かれていくと思います。

意見の違う方と議論し,時には自分の過ちを認め,成長していく。

相手の意見に対して,自分の意見をぶつけ,時には説得していくことも必要です。

また,匿名だからこそ,思考を深化させず,感情論だけの発言も多くなってしまうと思います。

また,リアルなコミュニケーションを回避し,SNS上でしかコミュニケーションを発揮できない人が多くなってしまうのではないかとも危惧しています。

この匿名性がSNSの大きなメリットでもあり,危険な部分であると強く感じています。

今,SNSの時代が到来しており,今後ますますSNSは発展するからこそ

使い方によっては,非常に大きな可能性があります。

しかし,その一方で,SNSに伴う危険性も認識し,正しく利用することも大切なのかなと。

本当に大事なことは,

相手と会い,目を見て,伝えないと伝わらない。

感情論ではなく,論理的に物事を考え,意見を発信し,相手に伝える。

こういう人と人のコミュニケーションの土台となる部分の力がどんどん衰えてしまう危険性をしっかり認識し,SNSを利用していきたいと思っています。

まあ,まだ半年間の感想なので,今後もどんどん変わるかもしれませんが。

その時には,また思うことを述べていきます。


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