CPAの第2回論文式模擬試験が,8月1日から3日まで3日間かけて行われました。
受験されたみなさん,3日間本当にお疲れ様でした。
心身ともに本当にハードな3日間であったと思います。
そして,手ごたえのあった方,なかった方,様々であると思います。
その上で,泣いても笑っても,ラスト3週間です。
そのためにも,今回の模擬試験の原因分析はいったんしっかり行い,
残り3週間でやるべきことを決定する。
その後は,一切模試の結果は忘れ,残り3週間でやるべきことに集中しましょう。
直前期の勉強方法の基本的スタンスは,以前の下記の記事を参照してください。
↓
http://ameblo.jp/cpakunimi/entry-11234732600.html
そして,プラス論文式直前3週間で留意してほしいことを述べます。
1.簿記・管理会計論の計算に費やす時間
まず,簿記と管理会計論の計算に費やす時間が皆さん極端に少なくなっている時期だと思います。
その上で,毎日1時間~3時間は計算に費やすことをお勧めします。
その理由は,そのぐらいは費やさないと,実力のキープができないこと。
また,知識とは関係なく,ある程度問題を解いていないと,問題を解く間隔やスピードが研ぎ澄まされないという理由です。
もし,知識の漏れがある部分は,テキストをざっと読む。
そうでない部分は,短答式の総合問題でもいいですし,基礎答練でも,上級答練でも構わないので,
毎日問題を解くことをお勧めします。
私は,自分の受験生時代には,毎日3時間問題を解いていました。
ひたすら暗記を行う時間の合間に,息抜きの意味も込めて計算問題を3時間行っていました。
感覚が研ぎ澄まされた状態で,本試験をむかえれるようにして下さい。
2.重要性
完全に埋没になるような論点に一切時間を費やさないこと。上級答練・直前答練等で埋没論点に時間を費やすことは本当にしない方がいい。
それよりも,重要性の高い論点(A・B・C)をしっかり反復するようにしてほしい。
残り1カ月でA・Bを3から4回転でCを1から2回転というような感覚。
3.不安・プレッシャーとのバランス
本試験が近づくにつれて,不安やプレッシャーも大きくなる。それは,変えることはできないので,プレッシャーが大きくなる現実は受入れ,その中でベストを尽くすという気持ちを持つことだと思う。
プレッシャーがあるからこそ,1カ月でやれることをしっかりと行い,試験当日に,やるべきことはすべてやったので,あとは,実力を出し切ることに専念しようという気持ちで迎えられるようにしてほしい。
4.勉強量と体調管理のバランス
勉強量は,ここまで来たらとことんやってほしい。一日12時間はやりたいところ。計算を3時間やり,後の9時間は,理論科目と租税法をひたすら覚える。
あと1カ月後から,十分休めるので,最後の勝負どころで頑張ってもらいたいです。
その上で,無理をしすぎて,体調を崩してはいけないので,体調管理だけは気を付けてください。
栄養を取り,睡眠はしっかりとりましょう。
ちょっと風邪気味だなと思ったら,その時は無理をせずに,早めに帰宅し,こじらせないようにして下さい。
ここまで頑張ってきた皆さんは,合格する実力を十分に有しています。
本当にここまでやってきたことは素晴らしいことだと思います。
ここまでたどり着いた自分自身に自信を持ち,残り3週間,最善を尽くしてほしいと思っています。
応援してます。何かあれば,どんどん相談してください!
みんなの合格を心から願っています!
絶対に合格できると自分自身を信じて,ラストスパート駆け抜けてほしいと思います。
P.S
今年の就職状況は,良好ですので、安心して本試験に集中してほしいと思います。
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