しかし、今の時期は、マラソンに例えると、35キロを過ぎたところのラストの勝負所だと思います。
そして、10人前後の先頭集団には属しているが、メダルを獲得できる、表彰台に登れるのは3人という状況と、論文式合格率が35%~40%程度という状況も似ていると感じています。
マラソンでいえば、ここで少しでも油断などしたら、すぐにメダル圏内から脱落してしまいます。
ですので、論文式本試験に臨む方は、最後の7月・8月は40キロを超えたところに来ますので、間違いなく追い込み切れると思いますが、ちょうど今の時期から6月までにどれだけ追い込めるかが勝負の分かれ目ともいえると思います。
その際に、とても大事にしてもらいたいことが、2つあります。
1.気持ちを強く持つこと
この、一番肉体的にも精神的にもきつくなる時期に、どれだけ強い気持ちを持ち切れるのかは大事だと思います。
『合格したい』
『合格できる』
という想いを強く持ち続けることが、本当に大切だと思います。ただ、それを楽観的に思うだけでなく、困難も伴うけど、全力を出して残りの期間を過ごせば、大丈夫という強い気持ちです。
マラソンでも、少しでも弱気になったら負けだと思います。周りのライバルも全員勝ちたいと思っている中で勝ち切るためには、周りの方よりも強く勝ちたいという気持ちを持つことだと思います。
この時期は、確かに、科目間のバランスのとり方、やるべきことの優先順位の決定、理解よりも定着重視などの、方法論も大切ですが、その何倍もメンタルを強く持ち、やり切れるかの方が大事だと思います。
2.一日一日の全力の積み重ねが合格につながること
どんな目標も結局、日々の積み重ねの結果です。充実した結果を得るためには、まず今日という一日を充実させるように行動することの積み重ねなんだと思います。
日々は手を抜いているのに、長期的な成果はしっかり伴うということはなかなか難しいのではないではないでしょうか。
なので、一日一日の積み重ねを強く意識し、日々今日できることを精一杯やりきってほしいと思います。
そのためにも、毎朝鏡で自分の目を見て、今日もやりきると自分自身に伝えること。
毎日寝る前に、鏡で自分の目を見て、今日もやりきった。明日もやりきるために気合を入れて寝ようと伝えることをしてみてほしいと思います。
そして、一日の計画を立て、それをやりきることに集中することをお勧めします。
勝負所で、自分自身が納得するだけやり切れた場合には、合格という成果が伴うだけでなく、自分自身にも大きな自信が持てるようになります。自分を信じれる人生を送るためにも、勝負所で自分自身に勝ち切るということは人生において、大きな経験になります。
これから4か月間の勝負所で、悔いの内容にやりきってほしいと心から願っています!
応援していますので、走り抜け、合格を自らの手で勝ち取ってください!
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