公認会計士試験の5月の短答式試験まで3か月を切っていますね。
そして、今日は、CPAで財務会計論の短答式直前答練第2回が開催されました。
本日の解説でも話した内容なのですが、5月短答向けに、この時期から気を解けてほしい点のアドバイスをしたいと思います。
1.これからの時期は理論科目中心で考える
公認会計士の試験において、計算力を強化することは、安定した合格点を獲得するため、ご覚悟で実務で高い価値を提供するためにとても大切です。
そのため、CPAでも、本質の理解から計算力を徹底強化するためにカリキュラムを組んでいます。
しかし、この時期からは、理論科目中心で考えてほしいです。
短答式のボーダーを70%と仮定した場合
簿記55% 管理会計論55% 財務諸表論80% 監査論80% 企業法80%でも70%に到達します。そして、理論科目を仕上げるほうが圧倒的に短時間で効率的に行うことができます。
そのため、理論科目を仕上げる意識を最優先にして、その残りの時間で計算科目の強化・維持を図ってほしいと思います。
2.本試験から逆算して計画を策定する
5月の短答式本試験の時の目指すべき状態をイメージし、それまでにやるべきことを列挙し、それをこれからの計画に落とし込んでほしいと思います。
その時に、理論科目のテキストの読込と短答式問題集の反復回数を決め、その時間を最優先に確保してほしいです。その時間を確実に確保することで理論科目をアベレージで8割以上得点することを最重要目標に設定してほしいと思います。
5月の本試験から逆算して、最後の1か月でやること。4月中にやること。3月中にやること。今日やることというふうに、計画に落とし込んでもらいたいと思います。
3.計算科目を一撃必殺で習得する
正直に言って、これからの時間で計算科目に多くの時間を費やすことはおすすめしません。そのため、計算科目については、一撃必殺で習得するという意識を持ってほしいと思います。
そのためにとても大事なことが、答案練習の復習の仕方です。
直前答練でも模擬試験でも、間違えた問題について、解答解説をみて、納得するでおわら差内容に意識してください。
なぜ、間違えたのかの原因をしっかり分析してほしい。
1.たんに知識漏れだったのか
2.理解が不十分で指示を読み切れなかったのか
3.理解が不足していて、問題の構造を把握できなかったのか
4.結論の意識が弱く、集計漏れが起こったのか
5.本当にただの計算ミスだったのか
etc
その原因はっきりさせ、問題の復習をして、納得するだけでなく、該当箇所のテキストをどうすれば上記のような原因が解決するのかを意識して読み込むようにしてください。
次のその論点が出題されたら、異なる問題であっても確実に解けるように意識することです。
その繰り返しを今後の答練で実施するだけでも相当効果があります。
また、上記勉強方法を行うことで、答練に出題されていない論点のテキストを読み込むときにも、どこに注意して、何を習得するために読み込むのかが見えてきますので、全体の効率性も必ずUPします。
4.答練で出題された難易度Cの論点の復習に時間を使わないこと
すべての答練、模擬試験には、多少の埋没問題が出題されます。そのため、このような問題の復習には、1分たりとも時間を使わないでほしいです。
費用対効果が悪いですし、その分、他の重要論点の定着がおろそかになってしまいます。
5.重要性を意識する
重要性を意識するということは、常に意識すべきことですが、直前期では尚更重要です。答練の解説に添付してある、過去の出題傾向の分析、どの論点こそ重点的に復習するべきなのかを常に念頭に置いて、反復回数に反映させてほしいと思います。
残りの時間で、テストの点数が1点でも多くとれるようにこだわって学習をしてほしいと思います。
5.とにかく反復に徹する
直前期は、理解重視からとにかく反復に意識を切り替えてほしいです。直前期の反復に関しては、過去の記事でも詳しく述べているので、そちらも参考にしてください。
直前期の勉強方法
http://ameblo.jp/cpakunimi/theme18-10053213305.html
5月短答式に向けておすすめ教材
http://ameblo.jp/cpakunimi/entry-11775277036.html
皆さんのラストスパートを応援しています!!
『公認会計士のお仕事と正体がよーくわかる本』
是非、読んでもらえればと思います。
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論文受験生への今の時期の勉強法についてもよろしければお願いします。スランプに陥ってます(´・_・`)
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>受験生さん
コメントありがとうございます。
近日中にUPしますね。少々お待ちください!