安易な楽しさだけを求めるリスク!

どんなに正しいことでも、
面白くないと、人は興味を示さない。

だから、参加した人が楽しめるような工夫や演出は欠かせない。

政治も勉強も社会貢献も何でもかんでも面白くないから人が集まらないと思われている。

だから、なんでももっと楽しくできないかという思考が蔓延している。

ハロウィンに熱狂する
勉強ももっとゲーム感覚を取り入れるべきだ
AKBの総選挙では熱狂する

こういう状況を見ていて、非常に危なさと人間の退化を感じる時があります。

つまり、表面的に楽しくないと行動しない。
他人が用意してくれたお祭りに便乗することでしか楽しめない。

もちろん、上記のような楽しさを演出することはとても大事です。
楽しいということで、今まで興味を示さなかった人が興味を示すこと自体、非常に大きな第一歩です。
そういう意味では、表面的な楽しさの演出は必要です。
また、余暇としての楽しさもとても大事です。

でもです。
表面的な楽しさや余暇としての楽しさだけが
人生の楽しさを支配してしまうことはリスクだと思っています。

本当の楽しさは、自分で作り出すものであり、どのような状況でも、目的意識をもって、仲間と取組、その過程で成長し、達成感を味わうものだと思っています。

人から与えられた楽しさは、必ず飽きます。
そして、次に与えられる楽しさを探し続けることを繰り返すと思っています。

なので、もっと、すべてのことを自分で楽しめるように、自分が変わることがとても大切です。どんな状況でも目的意識のある人は楽しんでいるし、目的意識のない人は楽しんでいない。その目的意識を他人から与えられる目的にしかもてないと、どうしても楽しさが継続しない。

なので、いくら表面的に楽しい演出を増やしても、根本的な解決策にはならないと感じているんです。

自分が成長し、周りの役に立ち、仲間と信頼関係を築いていく。
そして、一つ一つ階段を上り、目標を達成していく。

この過程を楽しめるようにすること、この楽しさこそ本当の楽しさだよと若い人に伝えていくことこそ、本当の教育だと思っています。

他人が与えてくれた祭りや他人が打ち上げてくれた花火も確かに楽しい。
でも、自分で作った祭りや自分で打ち上げた花火はその100倍楽しいです。

テレビゲームやソーシャルゲームで楽しむのではなく、
自分の人生というゲームをとことん楽しむ。
ゲームの中のキャラクターのレベルを上げることを楽しむのではなく、
自分自身のレベルを上げることを心から楽しむ。

もっとこういう楽しさこそが、本当の楽しさなんだという価値観が広がるといいなと思っています。

何が楽しいかは、個人差があるし、価値観によっても違うので、自分で判断するしかない。
でも、一つ言えることは、
本当に楽しいことは、3年でも10年でも毎日打ち込めるものだと思う。
数日は楽しくても、毎日やり続けたら楽しくないものは、偽物の楽しさです。

楽しさを追求することは人生の目的だと思います。
だからこそ、『楽しさ』って何なのか
『楽しい人生』て何のか
ということは、一人ひとりが真剣に考えることが大切なのかなと感じています。

すべての人が、より楽しく充実した人生が送れれば、最高です!

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