公認会計士試験の合格発表を受けて

今日は公認会計士の12月短答式試験の合格発表でした。

願書提出者 7,689人
受験者    5,971人
合格者    1,003人
合格率    16.8%
という結果でした。

過去数年に比べれば、合格率も倍以上になり、かなり合格しやすい状況になったなと感じます。
これから2年ほどは、受験者数の大幅増加は見込まれないので、これから受験する方にとっては、チャンスの時期ではないでしょうか。

今日、合格された方は、本当におめでとうございます。
しかし、本番は8月の論文式試験です。
気を引き締めて残り7ヶ月間頑張っていきましょう!

また、今回残念な結果になった方も、5月が残っています。
5月8月と合格すれば、何も問題ないですので、気持ちを切り替えて頑張って欲しいと思います。

今日は、今後の勉強方法のアドバイスを行いたいと思います。

まず、今回短答式試験に合格された方の論文対策について

論文式試験は、2科目試験科目が増え、かつ、論述式であり、考え方・理解を問う問題が多く出題されます。

そのため、新しい2科目を早急に強化しつつ、論述対策と応用力を養うことが必要になります。
応用力や論述対策を行う上で大切なのが、
論点ごとの理解と、論述の骨格を抑えることです。

理解については、しっかりと論点ごとに、全体像から各論のつながりを意識して、自分の言葉で説明できるように心がけてください。

論述については、テキストおよび論証等で模範解答の文章に慣れることと、骨格を理解し、暗記することに意識をおいてほしいです。

骨格を理解して覚えるというのは、例えば、10行とか20行の文章があったとしましょう。
これを一言一句暗記するのは、効率も悪ければ、応用力も養われないので良くないやり方です。それよりは、文章の大きな骨格と、重要キーワードを暗記することが大切です。

変な例えですか、自己紹介の文章があったとしましょう!
名前・住所・趣味・仕事・将来の目標について、色々書いてあるとします。
この時に、名前・住所・趣味・将来の目標というのが骨格で、最低限何を書かなければいけないかは暗記することが求められます。さらに、骨格ごとに重要キーワードは外さないことも大切です。それを覚えてかければ、配点のうち6割以上の点数は来ると思います。
そして、あとは少しでも文章を肉付けして覚えていけば、7割・8割と得点が加算されます。

いくら文章を丸暗記しようとしても、骨格が一つでも抜ければ大幅減点になります。
また、覚えた文章を書こうと意識しすぎて、問題に答えていないということも生じやすくなります。
そのため、骨格をしっかり暗記し、問題を見た際に、まず骨格の構成をじっくり考え、論点を外さないことが大切です。また、完全に間違っている答案を書かないことも重要です。

そのため、まずは、論点を理解し、すべての論点の骨格を暗記することで、どの問題に対しても間違った答案を書かずに、論点を抜けさずに書けるようになると思います。

そのような対策をしっかり行うようにしてください。
講義を受け、しっかりとテキストと論証集を抑え、答案練習で実地訓練を行う。

CPAの学生の方以外については、
論証集や答案練習がおすすめですので、必要なものを参考にしてもらえればと思います。
【論証集】
 財務会計論(理論)・・2月以降に改正対応版を発送します
 管理会計論(理論)
 企業法
 租税法・・・・・・・・・・・・3月上旬に改正対応版を発送します
 経営学問題集
   http://www.cpaonline.jp/shopbrand/007/003/X/
【答案練習】
 上級答練・・各科目4回から5回 
 http://www.cpaonline.jp/shopbrand/007/005/X/
 直前答練・・各科目4回      
 http://www.cpaonline.jp/shopbrand/007/006/X/

次に、5月の短答式を目指す方へ

まず、次回5月の短答式試験は、論文合格者を減らさないと考えると
受験者は5,000名台で、合格者は700名から1,000名程度になると予想されます。
よって、合格率は15%以上になる可能性があり、かつ、12月の合格者を除いての勝負ですので、非常にチャンスがあります。
正しい対策をすれば、全員に合格の可能性はありますので、切り替えて頑張ってほしいと思います。

その際に、5月の短答式を目指す方は、まずは理解強化を優先してほしいと思います。
5月の短答式で合格するだけでなく、論文式試験に合格するためにも理解が欠かせません。
 
CPAでは、理解を最優先しています。
その結果、
例年、短答免除者は75%が翌年論文式試験に合格
12月短答式合格者の90%が一気に論文まで合格
5月短答式合格者の50%が一気に論文まで合格しています。
これは、理解をしているからこそ、論文式でその威力を大きく発揮しているためです。

また、今年の短答式試験は、完全な埋没問題が少なく、知っている論点であるが応用的に出題されているという問題が多かったため、点数に非常に大きな差が付いた問題でした。
このような問題が出題された場合には、理解に基づく応用力が不可欠です。

CPAの学生で、今回の短答で90%前後とった学生が全国で10名程度なのに対し、3名いました。これも理解をしっかりと行っているからだと思っています。
また、今年CPAでは、現時点で判明している合格者だけでも、短答式模擬試験を受験した方の50%以上合格しています。
平均点も金融庁の発表した全受験者の全国平均点に対して、CPA生(模試受験者の自己申告ベース)の平均点は、大きく上回っています。
財務会計論 全国平均点96.0点
         CPA生平均点125.5点
管理会計論  全国 平均点 55.1点 
         CPA生平均点 70.2点
監査論     全国 平均点 56.4点 
         CPA生平均点 71.8点
企業法     全国 平均点 47.5点 
         CPA生平均点 73.0点
これは、理解をしっかりしていることと、短答式問題集で網羅的に定着の対策をしているためです。

そのため、今回不合格だった方は、科目ごとに理解が足りないのか、定着が足りないのかを分析し、3月末までは理解の強化、4月5月で定着の強化
がおすすめです。
では、理解をするために何をするべきか。
自習で理解を確認できる方は問題ないですが、自信がない方は講義を見直すこともおすすめです。
そのうえで、定着のために
徹底的にテキストの読み込みと短答問題集をやりこんでほしいと思います。

理解が不足しているのか、定着が不足しているのかは、しっかりと現状分析を行い、科目ごとに最適な対策をとってほしいです。
CPA生以外の方には、理解のためには圧縮講義を定着のためには短答式問題集がおすすめですので、参考にしてください。また、5月から試験範囲になる、改正論点講義も独学の方は是非受講してみてください。

圧縮講義(テキスト付)・・ http://www.cpaonline.jp/shopbrand/006/002/X/
短答対策問題集    ・・   http://www.cpaonline.jp/shopbrand/006/001/X/
改正論点講義     ・・ http://www.cpaonline.jp/html/newpage.html?code=192
今回の経験をプラスにできるか否かは、これからの行動にかかっています。
8月の論文後に、後悔しないように、一日一日を大切に過ごしていきましょう!

そして、最後に、公認会計士の勉強を続けるか否か悩んでいる方へ
 
基本的に、わたくしのスタンスは、継続したほうがいいです。これは、一度目指した道はやりきることにより、多くのものを得ることができるし、自信もつくからです。
ですので、学習を継続できる環境の方は、是非継続して合格を勝ち取ってほしいと思います。
ただ、様々な事情で、就職を選択する方も多いと思います。
そのため、就職を検討する方に、以下のような合同説明会を開催いたします。
会計士受験生や会計士受験経験者を対象にしています。
イベントの詳細はこちら ↓↓
http://ptix.co/1i9yloy

会計士で勉強した知識が活きる業務フィールドを持ち、さらに、今伸び盛りのベンチャー企業5社と、リクルート社をお招きして、開催いたします。
2月7日の9:30-13:00で、各社の説明と個別相談の時間を設けています。

ベンチャー企業での経理・財務・経営企画の仕事に興味のある方、
リクルートグループでの専門業務に興味のある方には、おすすめのイベントですので、
少しでも興味がある、とりあえず話を聞いてみたいという方は、是非お気軽にご参加ください。
また、友人知人で興味の有りそうな方がいれば、是非、お知らせしてもらえればと思います。
この企画は、毎回短答式試験後に、継続的に開催していく予定です。

自分の人生ですので、いろいろな情報を集めたうえで、最終的には自分の信じる道を選択してもらえれば幸いです。

また、何か相談がある方は、遠慮なくメッセージでも、コメントでも、直接校舎に来るでもかまいませんので、気軽に聞いてください。
 

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