勉強方法を本質的に見直すとは!

このブログでも,ことあるごとに物事の本質を考えることが大切ですと言ってきています。

しかし,物事の本質は,言葉で表現するのが難しく,なかなか真意が伝わっていないのではないかと危惧しています。

実際,どうすればいいんですかという意見も多くいただいています。

そのため,今日は,勉強方法を本質から考えていきたいと思います。

まず,公認会計士の勉強に当てはめて,本質を考えることが大切な事項としては,

理解と暗記

勉強時間と勉強のやり方(量と質)

短期的目標(答案練習)と長期的目標(本試験)

回転数と一回転の深さ

計画・原因分析と行動

等があると思います。

一つひとつとっても,どのようなバランスを取るべきかという答えなき問題であり,難しい事項です。

ただ,唯一絶対の正解がない中で,大きな方向性を誤らないことが大切であり,それは,日々の勉強のすべてに影響してきます。

授業の受け方・復習の仕方・余暇の過ごし方一つひとつの行動を行う際の判断基軸として,上記の本質を理解することがとても大切になります。

そのため,今日は少しでもその本質をおさえるための方法をご紹介していこうと思います。

1.極論を考える

  まず,一つ目が,それぞれ相反することの極論を考えることだと思います。

  理解と暗記であれば,理解だけしかしなかった場合のメリットとデメリットを考える。逆にまったく理解せずにすべてを暗記だけしかしなかった場合のメリットとデメリットを考える。そうすることで,理解するということの本質や暗記するということの本質が少しずつ見えてくると思っています。

  理解することのメリットは,

  ・物事の論理のつながりがわかる

  ・忘れにくくなる

  ・対応力や応用力が身につく

  理解だけしているデメリットは,

  ・結局覚えていなければ問題は解けない

  ・どうでもいいことまで理解しに行こうとすると時間がいくらあっても足りない

  ・目標達成よりも自己満足を優先しがちになる

  暗記することのメリットは

  ・基本問題をどんどん解けるようになる

  ・短期的成果が出やすい

  ・暗記をすることで理解が深まることもある

  暗記することのデメリット

  ・すぐに忘れる

  ・応用が利きずらい

  ・初見の問題に対応する力が養われない

  などなど。

  すべての相反する事象は,どの程度を選ぶかという程度問題に行きつきます。理解と暗記のバランスをどのようにするのかという程度問題。

  ここに,唯一絶対の正解はないからこそ,まずは,極論を考え,それぞれのメリット・デメリットを整理することがスタートラインだと思っています。

2.仮説を立てる

  極論を整理したら,その間のバランスを取りに行くのですが,ここで大切なのが,自分なりに仮説を立てることです。

  今の自分の現状について仮説を立て

  どのような解決策を行えばいいのか仮説を立てる

  その上で,実行してみる。

  何も考えないで実行するするのではなく,必ず自分なりの論拠を持って実行することが大切になります。

3.検証する

  実行した結果,うまくいったのかどうかを検証する。この時に,仮説を立てていたからこそ,検証できるという点を大切にしてほしいと思っています。

  仮説があっていたか,間違っていたのかが問題ではなく,仮説を立てたからこそ,その仮説があっていたのか,間違っていたのかが判明したことが大切なのです。

  間違っていたのか,あっていたのかが判明したからこそ,あっていたことは継続し,間違っていたことはまた新たな仮説を設定し,実行するという改善に繋がります。

  仮説をまったく立てずに,なんとなく勉強している。仮説は一度立てたんだけどもその後の検証をしっかりしていない場合には,なんとなく勉強するという恐れが高まってしまいます。

  だからこそ,一つ一つの勉強に,何のために今その作業をしているのかという論拠を持って取り組むことが大切であり,その結果,うまくいかなかった論拠をどんどん修正していくことで,正解に近づいて行くのだと思います。

  理解と暗記のバランスも,正確ににこれが正解なんだと示せる人など世の中にいないと思います。ただ,本質をおさえ,ある程度こういう風にバランスを取ったほうが効果が高いということをしっかりと考えているか,なんとなく理解と暗記のバランスは大事と思うだけで,それ以上考えていないかは大きな違いに繋がります。

  勉強方法に悩んだ場合には,本質に一度立ち戻る。その際に,極論を整理した後で仮説を立てる習慣を身に付けることで,勉強の効率性が上昇していくと思っています。

  最後に念を押したいのは,この程度を見極める作業だけは,人から教えてもらい,すぐに身につくものではないということを理解してほしいと思います。

  考え方の大枠を教わった後に,日々自分で模索し続けないと,なかなか正解にたどり着けない性質のものです。

  答えを教えてください。正解を教えてください。具体的に何をすればいいのか教えてください。という思考ではなく,どうすればいいのかの大枠を教えてください。その後は自分で何度も反復して身に付けます。という思考でないといけないと考えています。

  答えを知りたがる人は,目の前の一つの項目の解を求めています。仮にその解を知っても,考え方本質がわかっていないと,別の項目では,また同じ問題を繰り返すことになります。

  それでは,勉強の効率が悪くてしょうがないということに繋がります。

  最終目標は,自分で考え,自分で正しい道を選択できるという自立できる力を養うことだと思っています。だからこそ,目の前に生じた問題だけを,形式的な答えを聞いて解決するのではなく,目の前に生じた問題から,その問題が生じた本質をおさえ,今後似たような問題が生じないようにする力を養うことの大切さに意識を置いてほしいと思っています。

  今日はこんな感じにしまして,

  また,一つひとつの論点については,今後の記事で解説していきたいと思います。

良かったらぽちっと押してください!

にほんブログ村 資格ブログ 公認会計士試験へ
にほんブログ村

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で

SNSでもご購読できます。

コメントを残す