忘却曲線を強く意識する!

勉強している人の多くの人が抱く悩みのひとつに,

『なかなか覚えられないということ』

があります。

しかし,自分は覚えるのが苦手,暗記は得意ではない

という人の多くは,単に覚えようとしている絶対量が不足していることが多い。

つまり,脳の仕組みとして忘却曲線を正確に把握できていないことに起因している可能性が高いのです。

よって,今日は,より効果的に記憶する方法について,考えていきたいと思います。

まず,以下の忘却曲線について説明します。

人の記憶は,最初に100%覚えたものを

1時間後には,44%しか覚えていない

1日後には,  26%しか覚えていない

1週間後には,23%しか覚えていない

1カ月後には,21%しか覚えていない。

まず,この事実をしっかりと認識することなのだと思う。

何事も習い,その場で理解し,その後放置すれば,1週間後には23%しか残っていないのである。

だからこそ,定期的に反復をすることが求められる。

例えば,

1回目 講義後すぐに10分ざっと確認する(これ結構大事!)

2回目 次に1日後にしっかりと復習する(ここはじっくり時間をかける)

3回目 1週間後にもう一度復習する(ざっと復習)

4回目 1カ月以内にもう一度ざっと確認する(ざっと復習)

その後も,定期的に維持するために,定期的に復習を繰り返す。

このぐらいやって初めて定着することが可能になる。

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実際に勉強以外の記憶で,1ヶ月前のことをしっかり覚えている人は少ないと思う。

1ヶ月前のことでしっかり覚えていることはかなり衝撃的なことのみ。

だからこそ、勉強は、定期的に過去の論点を反復しなければいけない。

1ヶ月放置していたら、大抵のことは忘れてしまう。

だからこそ、最低3回,通常は5回以上は反復することが必要。

もちろん,やみくもに反復しても意味はないので,しっかりと理解を確認しながら反復する。

人は忘れる生き物であることを強く認識し,反復し,定着させないと

『わかった』から『できる』に移行できない。

これは勉強以外でも同じだと思う。

分かった状態から,何度も何度も繰り返すことで,習得できる。

だからこそ,覚えるのが苦手,すぐに忘れてしまうという方は,

本当に正しい量の反復をしているのかを振り返ってみてほしいと思います。

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