ライフワークバランスについて想うこと!

ライフワークバランスという言葉が,都合のいいように解釈されていると感じています。

若い人と話していても,大変すぎるのは無理です。

色々やりたいことがあるので,ライフワークバランスは維持したいです。

等,色々な意見を聞きます。

そもそも,ライフワークバランスとは何なのか。

仕事(ワーク)とライフ(私生活)をしっかりと両立させ,より充実した生活を営めることを意味しているのだと理解しています。

しかし,ライフワークバランスという言葉が,ワークの時間とライフの時間のバランスを取るという意味でつかわれており,時間のバランスさえ取れれば,充実した生活を営めるかの風潮があると感じています。何か長時間働くことが悪であるという意味で使われている気がします。

ここに,大きな違和感を感じてしまいます。

もちろん,長時間労働がいいわけではないと思います。

短時間で成果を出す方が当然いいので,残業している社員が偉いわけでもなんでもない。

ただ,本来充実した生活を営むためには,

目標を持って取り組み,その過程で人としても成長し,やりがいや充実感を持つことが大切であり,

単に,ワークの時間とライフの時間のバランスを取ることではないと思っています。

社会人になれば,1日8時間週5日は少なくとも働きます。多くの人はもっと働いていると思います。

寝ている時間や通勤時間・食事をしている時間等も含めれば,起きている時間の2/3以上は仕事に費やしている計算になります。

人生のそれだけ多くの時間を費やす仕事の目的が,月に何十万円というお給料をもらうことになってしまうのでは,さびしいなと思っています。

仕事に目標を持って取り組み,その過程で大きく成長し,より充実感や達成感を味わえるようにする方がよっぽど楽しい。

仕事で充実しているからこそ,自信を持つこともでき,ライフの部分も充実すると感じています。

そうであるにも関わらず,ライフワークバランスという言葉が独り歩きし,その結果,仕事にも本気で取り組まず,なんとなく惰性で仕事をしてしまうリスクが高くなっている気がします。

だからこそ,若い人には,30代・40代になった時に,ライフワークバランスを自分で選択できるようにするために,20代はとりあえず走るぐらいの感覚の方がいいと伝えたい。

若いうちからライフワークバランスを主張している多くの人は,仕事に本気になれていない。

それでは,将来的にライフワークバランスを取ることも難しくなるし,結果として,ワークもライフも充実しないのではないかと。

もともと,諸外国は,仕事はお金をもらうためという発想があり,給料以上の仕事はしないという価値観があると理解しています。しかし,日本人は,仕事も人生をより豊かに生きるための修行のようなものであり,仕事を頑張ることで,心が鍛えられ,人としても大きく成長できるという勤勉さが長所であると思っています。

日本がこれだけ豊かな国に成長した一つの大きな原因であると思います。

これも,少しでもいい仕事をし,お客さんにより喜んでほしいという価値観があるからだと思っています。

なので,本当の意味のライフワークバランスは,ワークもライフも充実させるためにどうバランスを取るのかということだと。

そのためには,ビジネスの実力をつけることが必要だからこそ,ライフもワークも充実させるためには,どこかで仕事にのめり込み,実力を一気につける時期が必要だと思っている。

特に20代の時に,朝から晩まで仕事のことだけを考えているというような数年間がビジネス力を養うためには,大切になります。

どの分野で成果を出している人も,20代に,そういう数年間を経験していることがほとんどです。

将来,ライフワークバランスをしっかりととれるようにするためにも,まずは,ビジネス力を養う必要があるのではないでしょうか。

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コメント

  1. tsuguo-kodera より:

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     管理人様の想いは、量ではなく質にあり、ではありませんか。そうであるとすると、今日の記事も管理人様の想いから演繹できるかも。
     当方は理論はありませんが、今日の事例なら、いくつか挙げられます。
     でも、質の追求は量の追求より難問かも。だから多くの人が妥協して量に置き換えるのかも。
     当方はしがない無職の定年退職者ですので、仕事の量は無関係、質だけですので、とても管理人様の論旨に賛同できます。今日もありがとうございました。

  2. 通りすがりの受験生 より:

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    わたしも以前忙しい業界に身を置いていてそれなりの経験と評価を得られたので仰られていることは理解できます。
    ただ、なんとか壁を越えれた能力も体力もある人がぐんぐん成長していく一方で、厳しすぎる環境のせいで体や心を壊してしまって、せっかく能力があったのにいろいろな理由で再起が難しくなっている人も結構目にしてきたので、そういった犠牲者を出さない意味ではある程度の(持続可能な)ワークライフバランスは考えるべきかとも思います。
    厳しい環境ですごく努力して早々にパートナークラスに昇進した後、自分の成功体験をもとに部下にも同じことを強いてたくさんの部下をうつ病にしてしまったケースなども知っていますが、こうなってしまっては社会的には損失だと思いますし、スパルタの弊害だと思います。
    仕事に力を入れないのはダメでしょうが、やはりバランスという概念は無視できないのではないかと個人的には思います。仕事に重きを置くにしても。
    長文失礼致しました。

  3. 国見健介 より:

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    >tsuguo-koderaさん
    いつもコメントありがとうございます。
    おっしゃる通りで最終的には質であると思います。質が確保されることで,ライフワークバランスもとりやすくなる。ただ,その質を確保するためにも一定量の量をこなさないと習得できないという関係がありますね。ここを,若いうちにしっかりとバランスを取って習得することが大切だと思います。

  4. 国見健介 より:

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    >通りすがりの受験生さん
    コメントありがとうございます。パワハラや追い込みすぎて鬱になってしまうのは大問題ですね。一定割合,そういう上司がいることも事実です。そういう上司は,部下を人として育てたいというよりも,負荷をかけないといけないというような,間違った体育会理論のような状況になっているのだと思います。そういう上司を会社が抑制するシステムと,ひとり一人にもう少し楽観主義で物事を考えられるような思考を伝えれるといいと思います。精神的に追い込みすぎてしまう人は,ライフワークバランスとは別の部分で,思考に部分を改善することが大切であるとも感じます。今後とも宜しくお願いします。

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