1月末で地方公務員の退職金が引き下がるため,早期退職者が続出していることに賛否両論の議論が行われていますね。
反対派は,残された生徒はどうなるのか。教員としてのモラルはどうなっているのかと批判しています。
その論拠は当然正しいのですが。
自分としては,退職する公務員の方を責めるのは違うと思う。
だって,150万円寄付しろと言われているのと同じ。
今このブログを読んでいる人で,150万寄付しろと言われ,わかりました寄付しますと答えれる人がどれだけいるかということだと思う。
先生も生徒はかわいいはずだし,やめることにとてつもない後ろめたさがあると思う。
でも,自分の老後の生活を考えたときに,気前よく150万円寄付できない事情もあるでしょう。
どちらかと言えば,早期退職しない教員を誉めるべきであり,早期退職する教員を責めるのは完全に間違っていると思う。
そもそも,そのような時期に制度が改正になること自体がおかしい。
単に,4月から変更にすればいいだけ。
制度設計責任者が責められるべきであり,謝罪したほうがいい。
今からでも,4月からの変更にできるのではないか。
この議論で,公務員のモラルはとか,やめる人はひどいとか言っている人は,
まず自分が150万円寄付してから言うべきだと思う。
やむなく早期退職した教員の方は,本当に被害者。
ここまで頑張って勤めてきて,最後の花道を前に,みんなから色々な視線を感じながらやめなければいけない心情を察すると,何とむごい制度変更なのだと思う。
一生,このことを忘れることはできないだろうし,生涯葛藤が続くのではないか。
むしろ,やめて当然であるという風潮になってほしいと思います。
お金が腐るほどある人以外は,やめて当然だと思います。
この一件でマスコミの印象操作も本当に怖いと実感。
マスコミの報道が,やめる公務員がいけないという雰囲気を醸し出していたことが原因な気がする。
仮に,マスコミの報道が,教員の方が150万円の寄付と生徒の卒業式に参加できないはざまで葛藤している。こんな残酷な制度を誰が決定した。という方向であれば,批判の矛先は180度変わっていたのかなと思う。
そういうマスコミや制度を決めた役人こそ,責められるべきではないかなと強く感じてしまう。
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ブログ拝見しました。初めまして!僕はシルバーアクセサリーの職人しながらiPhoneアプリ作ったりしてる、seijiと申します!また遊びに来まね!!
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たまたま、ご意見を目にしてコメントさせていただきました。
私も、今回、報道されるのが早期退職の方ばかりなのを不思議に思っていました。それぞれ事情があると思いますが、黙って、減額を受け入れている方々の方が圧倒的に多いという事実は、誇れるものではないでしょうか。
「子供の影響が心配」というコメントをよく見ます。それならば、早期退職をしなかった側に目を向けたコメントを行うほうがよほど有意義だと思います。
2,3月働いたら-150万円ではなく、せめて、2、3月分は実質無給になる程度であったなら、ここまで問題になることはなかったのにと感じます。