外部環境について思うこと!

今日,ひとりの生徒から相談を受けた。

内容は,『勉強のモチベーションが上がらないのですが』

理由を聞いてみた。

なんで上がらないの?

その生徒が,『最近会計士業界の景気が良くない情報を聞くので』。。。。

まあそこから30分ぐらい私の思うことを伝えた。

多分,伝えたいことは伝わり,彼は勉強に本気で取り組む決意をしてくれたと思う。

その中身は置いておき,ちょっと外部環境について思うことを書いてみたい。

公認会計士の業界は,経済の不景気や数年前の大量合格時代の後遺症から,ここ数年は景気が良くない。若干回復の兆しは見えてきているものの,あと数年は続くはずである。

そういうネガティブな情報を聞くと,モチベーションが上がりづらいことは,理解できる。

ただ,そういう外部環境のネガティブ情報とモチベーションが結びついてしまうことは良くないと思っている。

何故かというと,

1.常に外部環境が良い状態ということはありえない

 これは会計士に限らずとも,すべての業界において,外部環境はいい時も悪い時も周期がある。

 それにもかかわらず,外部環境が良くない時にモチベーションが下がってしまうようでは,何を行っていても,ずっと外部環境に翻弄される人生になってしまうと思う。

 会計士も5年前は,プチバブルの時代だった。

 

2.自分の実力を高めることに意識を置く

 最終的に大切なのは,自分の実力である。どんな外部環境だろうが,実力のある人は,切り開く力を持っている。逆に,実力のない人は,外部環境がいい時だけ活躍でき,外部環境が悪くなると活躍できなくなってしまう。

 目指すところは,環境がよくない時にこそ,力を発揮できる実力をつけることではないだろうか。

 そこに意識を置いておけば,外部環境によって、モチベーションが低下することもなければ,実力が向上するので,外部環境がいい時には,さらに活躍できる。

3.今後の変化の速い時代においてますます外部環境に強くなることが求められる。

 現在,調子がいい業界は,ソーシャルゲームや資源関連など。しかし,10年前に調子が良かった業界が今どうなっているかを考えれば,10年後にどの業界が伸びているかなど予想もつかない。

 また,その業界が伸びたとしても,自分の会社がその中の勝ち組になっているかも不確実である。

 だからこそ,外部環境は今後ますます変化が速く,好況と不況が繰り返し押し寄せるようになるのではないか。

 だからこそ,求められるのは,実力をあげ,色々な業界から必要とされる力を身に付けることだと思う。

 

 実力さえつけておけば,どのような状況でも必ず活躍できる。

 そのための強力な武器を持っていることが大事なのだと思う。

 会計士も財務会計のプロとして,監査を行うだけが選択肢ではない。

 金融のプロになる,税務のプロになる等,色々な選択肢がある。

 

 たとえば,将来地域医療の発展に興味が出たとする。また,貧困層の支援に興味が出たとする。

 その時に,どうやって資金を集めるのか,事業としてどうすれば採算が合うのか等,財務・金融・税務のプロという会計士の立場から関わることができる。

 ただそのためには,その分野で一流になっていることが求められている。

 だからこそ,外部環境なんかに気を取られるのではなく,自分の実力を磨くために,勉強し,社会に出てどんどん経験を積み,一流になることを追求してほしい。

 自分が将来やりたいことをできる自分になるために,

 自分のために,

 自分自身を磨いてほしいと思う。

 そのためには,人よりも多くを学び,多くの経験を積み,多くの努力をしなければいけない。

 20代は,その実力を養成する時期だと思っている。

 そして,30代・40代で活躍する土台を作る時だと。

 いくら崇高な理念を持っていても,達成する実力がなければただの想いで終わってしまう。

 達成するために必要な力は,自分で積み重ねるしかないのだと思う。

 そのためにも,特に学生時代や20代では,考えながら勉強してほしい。

 知識を習得することのみならず,問題解決能力や課題達成能力を養うことができる。

 そこに近道はないが,一歩ずつ着実に積み上げていくことで,確実に実力がつくはずである。

 自分の実力を高めることに意識があれば,外部環境が気にならなくなるし,モチベーションの上下もなくなるのではないかと感じている。

 何事も事を成した人は,外部環境に左右されない強靭な心を持っていたのではないでしょうか。

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コメント

  1. alice より:

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    外部環境に甘えるのではなくどんな状況にあっても自分の実力によってそれに打ち克つこと、本当に大切なことだと思います。
    とくに今の変化の激しい時代においては、頻繁に変わる世の中に対して常に打てる手を持っておく多様性、変化による深刻な打撃をも吸収できる冗長性、急変に対しても即座に対応可能な柔軟性を持つことが大切だと感じています。
    外部環境に実力で打ち克つという価値観を持ち、多様性・冗長性・柔軟性の基礎的土壌を耕した上で、語学や各種スキルを身に着けていく。
    その先に自らビジョンを描きそれを実現できるようになれたならば、この上ないかと思います。

  2. 国見健介 より:

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    >aliceさん
    いつもコメントありがとうございます。
    本当におっしゃるとおりであると感じます。
    なかなか目に見えないそういう本当の力にこそもっと価値を感じるようになってほしいなと私も思います。
    目に見える有形名ものには価値を見出し、目に見えない無形なものに価値を見出さなくなっているように思うときがあります。内面にあるそのような大切なものに多くの人が気づくようになることが求められている気がします!

  3. tsuguo-kodera より:

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     最近ちょくちょく、管理人様の記事を楽しんでいます。ありがとうございます。
     昔のことになりますが、私は慶応ほどの頭もない、エスカレータ学園育ちでした。管理人様の勤務場所のお近くかも。ですから受験勉強は大学入試で一度だけ。しかも浪人は嫌だとめったやたらに受験しました。
     就職活動を嫌いでした。大学院に推薦入学しました。奨学金をくれた会社に内定できるからです。就職活動もしたようで全く緊張感はありませんでした。そんな私でしたので、仕事が上手く行きませんでした。偉い人が誘ってくれた会社に転職してしまいました。
     家や子育ては妻に任せでした。運動会は娘と息子とそれぞれ一度だけ。父兄会参加はゼロ。好きな仕事だけを選んでしてきたサラリーマンです。
     今、終活は自分でやる覚悟をできました。いい加減な男ですが、自己満足できる人生とするために、幕引きだけが残っています。
     全く対照的な生き方の管理人様のブログに何故惹かれるのか、私は大変に興味が湧いてきています。年寄りですので、行動に制限がありますが、午後一なら都心や世田谷に出かけられます。
     虫のよい勝手なお願いですが、宜しくご検討のほどお願い致します。

  4. 国見健介 より:

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    >tsuguo-koderaさん
    コメントありがとうございます。
    私でお役にたてるかはわかりませんが,
    よろしければ,下記のメールにて,ご連絡いただければと思います。
    kunimi@cpa-net.ac.jp
    宜しくお願い足します!

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