賃金ってどうあるべきなんだろう。
というテーマは定期的には考えていたことだったんですが、
ちょうど今日、以下の二つのブログを読んで、色々思うことを書いてみたくなったので、今回は賃金について想うがままに書いてみます。
社員の最低年収を830万円に、自らの年収は1億円削る 30歳CEOの大胆改革
http://www.huffingtonpost.jp/2015/04/16/give-1-million-salary-to-lowest-paid-workers-_n_7083900.html
ファストフード時給1500円アピールの頭の悪さに絶句~だからおまえらに価値がない
http://kasakoblog.exblog.jp/22962228/
まず賃金については、経営者視点と雇用者視点から分けて考えないといけないと思っています。
1.基本的前提
経営者は、変動する売上という原資から、固定給を支払うというリスクを常に負っています。そして、会社がうまくいった場合にメリットも享受できる反面、倒産すれば多額の借金を背負います。
対して、雇用者は、基本的には毎月固定給を受け取りために、自分の人生を提供しています。そして、会社がうまくいった場合にも、あまりメリットを享受できない反面、会社が倒産しそうになれば、いつでも転職してリスクを回避するメリットがあります。
つまり、経営者と雇用者は、状況が完全に異なるという視点をまずは大事にしたいと思います。
2.経営者の真逆の思考
経営者の思考としては、以下のまったく真逆の二つの思考があると思っています。