自信を持つことと謙虚さを持つことのバランスが,メンタルにおいて非常に大切だと思う。
自信は,できると自分を信じ,心のスケールを大きく持つこと。
できると信じ続けるものしか達成できないからこそ,自信は持ち続けたい。
対して,謙虚さは,現状の自分の未熟さを受け入れること。
今のままでは,達成できないという気持ちを持ち,まだまだ,自分に足りないものが多くあることを認め,すべてのことから学ぶ意識を持ち続けること。
この相反するように見える,『自信』 と 『謙虚さ』 をいかに心の中で,共存させるか。
自信を持ち,必ずできると信じて,謙虚に学ぶ姿勢を維持し続ける。
これは,本当に難しいが,困難なことに挑戦するときほど必要なバランスなのだと感じている。
このバランスが,崩れるとどうなるのか。
まず,謙虚さが失われると,慢心・傲慢になってしまう恐れがある。
ちょっと地位が高くなると,自分より地位が低い人にやたら偉そうにする人がいる。
何らかの成功を手に入れ,天狗になり,慢心してしまう。
このように,謙虚さが失われると,その後の成長のスピードが著しく減少してしまう。
逆に,自信が失われると,ネガティブ・無気力・あきらめにつながる恐れがある。
どうせ自分にはできない。
頑張ったって無理なものは無理。
このように自信が失われると,どんどん心のスケールが小さくなり,思考と行動が止まってしまう。
結果として,手に入れる結果がどんどん減少してしまう。
だからこそ,『自信』 と 『謙虚さ』 の最適なバランスをうまく心の中でコントロールすることが求められると思う。
言うのは簡単だが,これが本当に難しい。
私もよく,自分がわかったつもりになってしまうことがある。
その場合,自分の固定概念というレンズを通して,物事を見てしまうため,非常に視野が狭くなっていると感じる。
かなり強く意識し,固定概念を払拭し,偏見のないレンズを通して物事を捉えるようにしないといけないと言い聞かせている。
この,どのようなレンズを通して物事を見るかということは,一生の課題だと思う。
すべての人が,自分の価値観・経験・固定概念・偏見というレンズを通して物事を見て,捉え,判断している。その結果,同じ物事を見ても,感想も人それぞれさまざまになる。
そして,あたかも自分の捉え方が100%正しいという誤った価値観を持ってしまいがちになる。
これを防止し,素直な気持ちで,物事の本質を見て,捉えるためにも謙虚さが欠かせないと感じている。
年を取れば年を取るほど,この謙虚さというものを失いがちになる。
だからこそ,強く意識し,習慣化させないといけないのだと。
謙虚すぎて,自信を失ってもいけない。
しかし,自信過剰になり,謙虚さも失ってもいけない。
この心のバランスを強く意識して,習慣化できるようになりたいと思っている。
この世で唯一完全にコントロールできるのは,自分の心の持ち方である。
だからこそ,自分自身が強く意識し,決意さえすれば,必ず最適なバランスを維持できるのではないかと信じている。
まだまだ,自分もうまく実践できていませんが,このバランスを試行錯誤していきたい思います!
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