いじめ問題について

いじめ

これは学校だけの問題ではない。

学校であれ、職場であれ、人が集まれば多かれ少なかれいじめの要素は発生している。

人は、誰かターゲットを設定し、いじめることで、周りの人と一体感や優越感を共有したい生き物なのかもしれない。

お笑い番組も、他人をけなして笑いをとる。

週刊誌ネタやワイドショーも程度の差はあれ、いじめの要素を含んでいる。

だから、いじめを完全に世の中からなくすことは不可能な中で、自殺するまで追い込まれるような人をいかに少なくするかという視点が求められていると思う。

そのときに、理想論と現実的手段と関係付けて話したいと思う。

いじめ問題について、理想論は、

一人ひとりの教育をしっかり行い、倫理観・道徳心を高める。

親・教師・上司・友人、周りのすべての人間の倫理観・道徳心を高めれば、確かに問題は解決する。

特に、親がしっかりしていれば解決する可能性は高い。

子供が、親に心を開き相談できる状況を作る。

親子の心からの信頼関係があれば、問題はとても少なくなると思う。

最近、子供とコミュニケーションが十分に取れていない親が増えていると感じている。

子供に聞けない。子供が話してくれない。

そんなものは、首根っこをつかめえても、自分の子供なんだから聞くべきであり、

子供が、自分から話してくるような関係を日ごろから築いていなければいけないのではないか。

また、教師も友人もいじめに加担するのではなく、止める、いじめている側を叱るのは本来当然である。

いじめがなぜいけないのか。人の嫌がることをしてはなぜいけないのかを説明する。

このような理想論が達成されれば、確かにいじめによる自殺は、ほとんどなくなると思う。

だから今回の問題でも、理想論に向けた様々な議論が沸き起こる。

私は、理想論をしっかり議論することは本当に大切だと思っている。

目指すべき理想をしっかりと認識し、そこに向かい継続的に行動を起こし続けることは大切。

しかし、理想論は、永遠に完璧な状況まではたどり着かないし、相当レベルに行くまでにも時間が多大にかかる。

だからこそ、理想論と平行して、現実案として、即効性のある対策を講じることも必要だと思う。

たとえば、いじめの問題であれば、学校を自由に選択できるようにする。

学校に行きたくないなら、転向しても、フリースクールでもいいではないか。

学校が、不登校を受け入れたくない。何とか通わせながら解決したいと思わない価値観をもてばいい。

学校は不登校になると学校の責任になるので、何とか通わせようとするのではないか。

実際、大学でいじめはあまり聞かない。それはいやなら行かないし、特定の狭いコミュニティーにおく差なくていいので、いじめられるようなグループに属さないということを選択する余地があるから。

しかし、小学校・中学校・高校は、その選択肢が狭いので、問題が解決しない。

つまり、いじめをなくすのではなく、逃げ道をしっかりと用意する。

また、親以外でも、相談できる大人を用意する事も大切ではないか。

学校に、引退した高齢者を配置したり、カウンセラーを配置したりして、子供の悩みに真摯に耳を傾けてくれる大人を用意する。

誰か一人でも、心から自分のことを見てくれているという状況を整えることだと思う。

この問題の一つに、核家族化があると思っている。

昔は、両親に相談できなくても祖父母に相談できたような状況もあったのだと思う。

別にいじめのレベルが、どんどんひどくなっているとかではなく、相談できる大人がいる確率が高かったのではないか。

最近の核家族化では、両親に相談できないと相談できる身近な大人がいないという状況が増えてしまっている気がする。

だからこそ、核家族化を解消することは難しいので、代替案として、

相談できる大人が必要なのではないかとも感じている。

これもいじめをなくすのではなく、自殺を少なくするための方策。

このように、理想論に向けて、地道に取り組みつつも、現実的に即効性のある対策も同時に行なうべきだと思う。

今回のいじめの件も、当事者の学校や教育委員会、加害者の生徒、その両親は許されるべきではないと個人的には思うし、彼らは、もし罪を犯しているのであれば、償うべきだと。

ただ、彼ら当事者を糾弾しているだけでは問題は解決しないので、

全国的に程度の差はあれ、同じようなことが生じているので、それに向けた解決策を議論することが大切なのだと思う。

だからこそ、理想論と現実的手段のバランスをとりながら、進めていくしかないのではないかと感じている。

いじめ問題と理想論と現実的手段について、考えてもらえれば幸いです。

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