なぜ今の時代に自立が求められるのか!

最近自立した人が求められているといわれる。

これは私個人も強く想っている。

自立した個人

これは,人生の目的を考え,自ら行動し,主体的に生きていける人だと考えている。

どんな状況からでも,望ましい未来を切り開いていける人。

この時に,人は何のために生きているのかということになる。

この問いに対する答えは,

『幸せになるため』

ではないかと思っている。

幸せとは,心の中にあるものであり,時代,価値観によって変わるもの。

従来の日本は,高度成長期を経て,欧米に追いつけ追い越せという目標があった。

その結果,世界第2位の経済大国まで発展し,物質的に本当に豊かになった。

この時代における,人々の幸せは,

企業に入社し,懸命に働くことで手に入っていた。

家族を持ち,マイホームを買い,老後を不自由なく過ごす。

こんな,最大公約数的な幸せを多くの人がめざし,懸命に働いていたのではないかと思う。

だからこそ,その時代の自立とは,

いい大学を卒業し,一流企業に入り,定年まで勤め上げることで,良かったのだと思う。

多くの人にとって,望ましい社会とは何か,何がしたいのか,何のために生きているのか,等について考える必要もなかったのではないか。

それは,会社に任せておけば,国に任せておけば,あとは何とかしてくれるという安心感が支えになっていたのだと思う。

みんなで同じ方向を向いて,頑張ることで幸せが手に入っていた時代。

その前提が,バブル崩壊から20年経過した現在では崩れ去ってしまっている。

未来永続的に経済成長していくという神話が崩壊し,少子高齢化で社会保障もどうなるかわからない。

よって,会社に依存することも,国に依存することもできない,将来が来るのではという不安に襲われている状態。

依存できない社会になっている。その結果,現在多くの人が悩んでいる。

先進国であり,食べていくには不自由なく,今日何するかの自由もあるからこそ,

余計に悩んでしまうのではないか。

その最も大きな原因は,従来の,なんとなく社会のレールに乗っていくという生き方が難しくなっていること。

一流大学を卒業し,一流企業に就職し,定年まである程度の収入を確保し,マイホームを購入し,老後を悠々自適に生きる。

このような多くの人が描いている夢が,今は,達成するのがとても困難な時代になっている。

その門が狭くなってきているのにもかかわらず,この時代の変化を見て見ぬふりをし,

まだその夢を追いかけ続けている。

狭まる門に何とか自分だけは入りたいともがいている。

その結果,苦しみ,悩み,葛藤している社会人が多いのが現状ではないか。

100万人以上のうつ病患者や,毎年3万人を超す自殺者が生じる現在は,やはり大きな問題を抱えていると言わざるを得ない。これだけ経済成長し,物的に満たされながら,我々人類の心は,どれだけ幸せになっているのだろうか。

私個人の意見では,どんどん幸せではなくなっている気がしている。

将来に対する不安,これからどうすればいいのかという答えの見つからない問題にぶつかっている現在。

私は今の世界の状況を見て,変わらなければいけないタイミングに来ていると思っている。

経済成長至上主義の結果,いま世界はマネー資本経済と化し,資本主義経済の問題点を浮き彫りにしている。

地球の資源をむさぼり,ひたすら,お金と利便性を追求してきたこの数十年。

実体もない,サブプライムローンのような金融派生商品を次々に開発し,はずれくじを引くまで,マネーゲームを行う。

正気の沙汰とは思えない。金の亡者となっている。

そろそろ,大きな転換期に来ていると思う。

経済成長至上主義から,持続可能な地球との共存共栄の社会へ。

明治維新ほどの大きな転換期が来ていると思う。

そんな時代だからこそ,自立がより強く求められているのだと思う。

どうすればいいかという答えがなく,会社に依存することも国に依存することもできない時代。

人任せにしては生きていけない時代が刻々と進んでいる。

どういう社会を創っていくのか。

子供・孫の次世代にどのような社会を残していくのかを我々ひとり一人が考えることが求められている。

だからこそ,そろそろ,見つめなおさなくてはいけない。

何のために生きて,どうするべきかを。

そのためには,ひとり一人が自立しなければいけない。

何かに依存しながら生きるのではなく,自ら主体的に生きていくことが求められる。

人が,人とつながり,幸せを感じ生きることができる社会。

便利さを追求するのではなく,幸せを追求する社会。

私は,そのためには,これからの社会を担っていく,20代,30代がしかっり考えていかなくてはいけないと思っている。

どのような社会にしていくのか,そのために,何をするべきなのかを。

そして,その前提としては,今の社会の問題点をしっかりと議論し合うことだと思っている。

過去の歴史を振り返り,現在の問題点を把握する。

その上で,望ましい未来を議論する。

そうすれば,自ずと,我々がやるべきことが見えてくると思っている。

幸か不幸か,我々はこの時代に生きている。

従来のマネー資本主義社会からの転換期に。

だからこそ,依存ではなく,自立が求められる時代なのだと感じている。

私は,何も悲観的になっているわけではない。

我々の世代が,この現実に目を向けず,あと20年先送りすることもできる。

その結果,ますます状況は悪くなり,次世代にすべての付けが回ってしまう。

だからこそ,我々の世代で,この流れを断ち切るべきなのだと思っている。

子供たちにもっと良い社会を残すために。

自分さえよければ,成長至上主義,利己主義から

共存共栄,人と人との繋がりを大切に,利他主義の社会へと。

これ以上経済成長する必要もない。これ以上便利な生活を求める必要もない。

もっと,人と人との繋がり,家族,友人,地域社会そういったものを重視する価値観へ。

先進国が率先して,変わるべきだと。

世界中で幸せな人が一人でも多く増えるように,変わることなのだと思う。

こんな話をすると,バカでしょという人も多くいる。

資本主義経済が変わるわけないでしょと。

私はそうは思わない。

今のような資本主義の行き過ぎた形の歴史は,僅か50年の歴史しかない。

人類の過去の歴史から見れば,本当に短い。また,1,000年後から見れば,歴史の教科書にも過度の資本主義の混迷の時代と記されている程度の短い期間だと思う。

問題のある制度は,必ず衰退し,変われると思っている。

その時代に生きる人の考え方が変わりさえすれば。

そんな時代になっている気がしてやまない最近である。

みんなで,一緒に考えていきたいと思っています。

良かったらぽちっと押してください!

にほんブログ村 資格ブログ 公認会計士試験へ

にほんブログ村

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で

SNSでもご購読できます。

コメント

  1. 三ツ星 より:

    SECRET: 0
    PASS:
    >便利さを追求するのではなく,幸せを追求する社会。
    ほんとにそうありたいものですね。良い記事でした。激しく同意。

  2. 国見健介 より:

    SECRET: 0
    PASS:
    >三ツ星さん
    コメントありがとうございます。この価値観が広がることを願っています!

コメントを残す