公認会計士予備校が実施する論文式模擬試験後のバランスについて!!

先日、とあるCPAの受講生から、論文式模擬試験の成績を踏まえて、質問を受けました。

質問内容は、今回の結果を踏まえて、今後の勉強方法のバランスを相談したいというものでした。

 

色々アドバイスはしたのですが、その中で最も伝えたかったことは、

 

『常にコストパフォーマンスを意識し、投入時間あたりに対して、点数が最も上がる対策から優先する意識を自習中に常に持ち続けることです。』

 

論文式試験は、700点満点です。
過程の話ですが、一日1点あげるだけで、まだまだ100点はあげられます!
全然焦る必要はないです!その代り、精一杯頑張ってください!

そのうえで、仮に8時間の学習で、1点上がる、5点上がる、10点上がる対策があるのであれば、当然10点上がる対策をするべきです。

また、8時間の学習で、10点下がるのを防止できる、5点下がるのを防止できる、1点下がるのを防止できるのであれば、当然に、10点下がる対策をするべきです。

 

当たり前のことなのですが、このことをどれだけ徹底してやれるか、自習中に常に意識し続けられるかがとても重要になります。

 

今回の質問者は、租税法に多くの時間を費やしたのに、租税の点数が伸びず、その分簿記を完全に疎かにしていたため、簿記の点数が大きく下がってしまったということでした。

 

この事例に対しては、以下の二つのミスがあります。

1.租税に多くの時間を費やしたのに点数が伸びなかったミス

 まず、租税法に多くの時間を費やしたのに点数が伸びなかったということは、租税法という科目の中での費用対効果が悪かったことを意味しています。租税法でどのような問題が出題され、どのような知識を定着させればいいのかというイメージが甘かったために、対策が非効率になっていた可能性もあれば、イメージはついていたが、対策の精度が甘かった可能性のどちらも考えられます。

 一般的には前者の可能性の方が高いですが、そこは現状を把握したうえでの適切な修正が必要です。

2.簿記を疎かにし続けた結果、点数が大きく下がってしまったミス

 また、簿記については、8時間(一日)をかけて、テキストの結論だけでも精度を維持していれば、点数が落ちなかった状況でいた。そうであるのであれば、租税に欠ける時間を8時間削り、その分簿記の結論の定着に時間を当てていれば、あと10点は点数が伸びたとも言えます。

 

 上記のケースはあくまで一つの例であり、科目間の費用対効果、科目のすべての論点間の費用対効果を適切に把握し、最もコストパフォーマンスの高い対策から優先することが大切です。

 

 そのためには、

 ・自分の現状を知る

 ・全論点について、改善点の具体的手法と、そのために要する時間を把握する

 ・持ち時間の中で、どれから優先して取り組むかを決める

 ・毎回の答練でその結果の検証をする

 ・必要な改善点を適時修正する

 上記を繰り返しやり続けることが不可欠です。

 

 バランスを重視ということは理解していても、本当にバランスを重視する対策を取れているのか、論文式本試験まで残り、4か月余りの時期だからこそ、もう一度しっかりと検討してみてほしいと思います!

こちらの記事も参考にしてみてください!
『公認会計士試験 第1回論文式模擬試験を終えて』

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