本試験を終えて!

昨日,公認会計士試験の短答式本試験がありました。


受験された方,本当にお疲れ様です。


今日は,CPAの学生が続々と結果を報告に来ています。

1か月後の発表まで,正確なことはわかりませんが,

自己採点により,


合格した人
残念ながら不合格であった人



勝負事であるため,どうしてもそれぞれの方がいます。


勝負事とはいえ,みんな本当にこの日のために,必死に頑張っているのをそばで見守っていたので,何とも言葉では表現できないような想いがあります。


その中で,素直な気持ちを述べたいと思います。



【今回の本試験の分析】

企業法

 かなり細かい論点を聞かれ,趣旨を理解していないと判定できない問題もあったため,知識の詰め込みだけでなく,しっかりと趣旨から理解しているのかが問われている問題が見受けられました。

 近年の難易度をかんがえますと,90点以上の点数が求められていると思います。



監査論

 監査の歴史等から,細かくかつ重要性も疑問符のつく問題も多く,試験委員の意図を判断しかねる問題も多かったと思います。

 受験生の実力が反映されずらい問題が多く,残念だなと思います。勘で当たった部分に影響される要素が強かったかなと。

 その中で,最低50点以上,できれば60点という点数が求められたと思います。



管理会計論

 計算の比重が戻ってきている印象です。計算問題は,最初の費目と勘定分析の問題以外は,基本的な問題が多かったので,いかに見極めをしっかり行い,計算問題をしっかりとれたのかが重要になったと思います。

 管理の計算は,基本的な知識をしっかりと理解していないと解けない問題(早く解けないも含め)が出題されますので,より,理解をしっかりと行いつつ,知識の漏れをなくす作業を行うことが大切だと思います。

 理論対策も範囲が広くなってきていますが,テキストに掲載されている論点をしっかりと理解することが大切です(計算の強化にもつながります)。

 今回は,60点以上の点数が求められていると思います。



財務会計論

 

 簿記(計算)

 前回の12月が以上でしたが,通常の難易度に戻ったという印象です。伝票や受託買付等の一部細かい論点も出題されましたが,その他は,大枠重要な論点から多く出題されていました。

 そのうえで,各問題ともある程度の難易度(極端に簡単や完全な埋没がなかった)になっていたため,実力が反映されやすい問題だったと言えます。

 簿記で80点以上の点数が求められていると思います。

 

 財務諸表論(理論) 

 近年に試験に比して,実力が反映されやすい問題だったと思います。多少細かい論点も出題されていますが,しっかりと理解に基づき対策をとっていた方は,満点も可能であったのではないかと思っています。

 財表で56点以上,できれば64点の点数が求められていると思います。



 今回の本試験の理想的な点数の取り方は,

 企業法90点 監査論60点 管理会計論60点 財務会計論148点

というような感じかなと思っています。


 合格ボーダーは,過去の経験則からいえば,70%(350点)が本命です。しかし,近年は受験人数や合格者人数の変動が激しいため,正確な予想は発表を待つまで何とも言えないというのが本音です。

 今回の難易度から検討し,70超になる可能性はほとんどないと思っています。

 そのうえで,全員正解や疑義問等の可能性を考え,68%以上の方は,可能性があると思いますので,論文の対策をお勧めします。


 




【合格したみなさんへ】


 本当に,本当におめでとう。5か月前の12月の短答式試験からこの5か月間,経験した人しかわからない,苦労がたくさんあったと思います。

その中で,やりきり,結果を出したこと,心から尊敬し,おめでとうと伝えたい。


その上で,まだ,8月の論文式本試験が残っている。もう一勝負ある。

だからこそ,ここで気を抜かずに,8月まで走り切ってほしい。


この3か月間どう過ごすかで,結果が大きく変わってしまいます。


一人ひとり,現状は違うと思います。

だからこそ,しっかり計画を立て,8月に向けてベストの体制を一緒に整えていきましょう。




【残念ながら不合格であったみなさんへ】


 本当にお疲れ様でした。

 まだ,昨日の今日で,色々と整理のついていない状況であると思います。

 結果に関わらず,今日まで頑張り,今日という日にたどり着いたことを誇りに思い,自分をほめてあげてほしい。


 ここまで頑張ってきたことは,本当に素晴らしいことで,その過程で本当に成長しているということを伝えたい。



 その上で,みんなの気持ちを十分に分かっているからこそ,以下のことを一つずつ行ってほしいです。


1.心の整理をつける

 

 結果を受け入れ,自分の中で切り替えてほしい。

 それが,難しいことは知っているが,まずは,気持ちの整理をつけることから始めてほしい。

 

 気持ちの整理をつけ,これからのことに目を向けてほしい。



2.公認会計士になりたいのかを素直に自分に問いかける
 

 自分の本当に素直な気持ちに問いかけてほしい。就職をするのか,公認会計士を目指すのか。ここは,一人ひとりがしっかりと考えて決断をするほかないのだと思う。



 公認会計士の魅力は,こちらを参照してください。

 http://ameblo.jp/cpakunimi/entry-11259649687.html



 その上で,一つ伝えておきたいこと。

 

それは,人生は本当に長い。今は,これからの1年間が本当に長く感じるかもしれないが,10年後,20年後から見れば,若いうちの1年なんてほんと関係ないと思えるようになる。


 だからこそ,自分の素直な気持ちに問いかけ,公認会計士になりたいという気持ちがあるのであれば,諦めずに,頑張ってもらいたい。

社会人になると,生活に占める仕事の割合は半分以上になるので,どんな仕事をするかということは,非常に重要なことである。自分は,一人でも多くの人が,一生に一度の人生,自分のやりたい仕事をして,イキイキとした生活を送って欲しいと思っている。

 将来,あの一年で本当に成長できた,あの一年があったからこそ,今の自分があるといえる一年にしてもらいたいと思う。


3.原因分析をしっかりし,最善の計画を立てる


 原因分析をしっかりしてほしい。一人ひとり原因は違うけれど,この原因をしっかりと分析し,12月までに必ず改善していく計画をたててほしい。

 正しい原因分析を行い,正しい対応策を立てれば,おのずと結果はついてくる。

だからこそ,この段階は,我々講師陣と一緒にしっかりと考え,正しい計画を立てていきたいと思っています。

 


4.まずは計算力の強化をする

 

 今回の本試験でも,簿記と管理会計の計算力が大きな勝負の分かれ目になっていると思う。やはり,計算科目でしっかりと点数をとれるようになることは,安定して高得点を獲得するためには不可欠だと感じています。



 だからこそ,まずは,8月末までに,計算力の強化に努めてもらいたいです。その上で,9月以降に理論科目を徹底的に仕上げていく。

 簿記と管理を再度,本質の理解から徹底的に鍛えなおす。そのうえで,問題演習を行い,精度を磨く。この地道な基本に立ち戻る作業を通じ,本物の計算力を養ってもらいたいと思っています。

 私も,簿記の圧縮講義全20回を担当します。講義の中で,本質の理解から説明することで,簿記が得意になったといえるようにサポートしていきます。


 ちなみに,CPAの学生さん以外も無料体験という形で全20回すべてに参加できますので,簿記を強化したい方は,是非参加してみてください。


 簿記圧縮講義に興味ある方は下記を参照してください

 http://www.cpa-net.jp/keiken/14_experience/index.html








 私は,人生,大きな壁にぶつかった時が勝負だと思っている。うまくいっている時ではなく,壁にぶつかった時に頑張ることができるのかで大きく変わるのだと信じている。

 誰でも長い人生,何度か大きな壁が来る。その時に,踏ん張れたのかどうか。

 みんなにとっては,その壁の一つが今なんだと。


 だからこそ,ここが踏ん張りどころ!!

一緒に頑張っていき,来年の合格を勝ち取って行きましょう!!


 いつでも,『絶対に合格するという決意だけ持って』相談に来てほしい!


 正しい原因分析を行い,正しい計画を立てるために。

  

 一人ひとりが自分自身の将来のために,強い意志を持って進んでいくことを心から願っています。



 応援しています。

 


 国見



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