人は、プレッシャーを感じる生き物。
本番が近づくと、なおさら強くプレッシャーを感じる。
プレッシャーとは、上手くいくかどうか不安で緊張する状態。
その結果、緊張し、硬くなり、思うように実力が出せなくなってしまう。
本番で実力を出し切るためには、上手くプレッシャーを乗り越えなければいけない。
では、どうすれば、プレッシャーを克服できるのか。
1.プレッシャーはかかるものと認識する
本気で取り組み、結果にこだわるものほどプレッシャーはかかるもの。
逆に、全く本気で取り組まず、結果にこだわっていないものにではプレッシャーはかからない。
そのため、公認会計士試験のように、本気で取り組むものの場合には、プレッシャーはかかって当たり前という認識を持つことが大切。
すべての人がプレッシャーを感じている。
その中で、プレッシャーに負けてしまうか、乗り越えるかの差があるだけ。
だからこそ、プレッシャーを感じたときに、きたなプレッシャーぐらいでいい。
その上で、プレッシャーに負けないようにする。
プレッシャーに負けてしまい、準備にも手がつかず、本番で硬くなってしまうことを防止しなくてはいけない。
イチロー選手も開幕前は,あまりのプレッシャーで吐いてしまうらしい。
みんなの期待に応えられるのか,今年も成績を残せるのか。
我々には,想像もできないほどのプレッシャーなのだと思う。
つまり,頑張れば頑張るほどプレッシャーは大きくなるものということをまずは認識してしまうこと。
2.プレッシャーを乗り越えた、いい意味での緊張状態にする
本番においては、自分の実力を出し切ることが目標。
本番の前日までは、実力を上げることが目標。
そのため、プレッシャーがあるからこそ、準備をしっかりと行い、自分を信じる。
そして、本番当日に、これだけの準備をしたのだから、後は、実力を出し切るだけという心境になること。
失敗したときを想像するのではなく、自分の実力を出し切ることに専念する。
失敗したときを想像すれば、誰でも緊張する。そうではなくて、成功するいいイメージをし、実力を出すことに専念する。
絶対できると自分に言い聞かせる。
イチロー選手も開幕時には,そのような心理状態になっているのだと思う。
気合が入っているが、緊張はしていないという理想の心理状態。
このときのポイントは、
① 自分の実力を出しきれば、必ず合格できると信じること。
② うまくいった,成功したイメージだけを持つこと。
③ 自分の実力を出し切ることに専念すること。
④ そう思えるだけの準備を十分にすること。
上記のように思えるようにするのは、そこまでの過程に自信を持てなければいけない。
しっかりと準備をし、最善を尽くしたと言い切れる状態。
一番良くないのは、プレッシャーのよって、準備ができなくなり、本番で緊張してしまうこと。
準備がしっかりできていないからこそ、余計緊張してしまう悪循環に陥ってしまう。
プレッシャーは必ず来る。
そして,頑張っていればいるほどくる。
だからこそ,プレッシャーが来たら,ああ,自分も頑張って,その段階に来たなと思えばいい。
そのうえで,そのプレッシャーを克服するために,
日々、できることに全力を尽くす。
準備をしっかり行い、やれることはやりきったと感じる状態を目指す!
その積み重ねことが、プレッシャーを乗り越えさせてくれる唯一の方法なのではないかと思っている!
本番の当日に,
『あとはやるだけ,実力を出し切れば大丈夫』
と思えるうに,今できることに専念してほしいと思います。!!
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是非読んでもらえればと思います。