『人から信頼を得たい』
これはすべての人が望んでいること。
しかし,信頼を得るために必要なことを正確に理解し,実践している人は少ない気がする。
信頼とは,『信じて頼る』と書く。
つまり,
『あの人に任せておけば大丈夫』
と相手に思えてもらっていること。
そして,その中身は,
『能力面というスキルに対する信頼』
『人柄という人の内面に対する信頼』
の合わさったものであると思う。
仕事の場合には,専門知識や専門能力等のスキルがまず必要。
人柄が良くでも,成果が一切上がらなければ,信頼を得ることは難しい。
しかし,スキルさえあればいいのか?
違うと思う。
人柄という人の内面に対する信頼が大切。
どんなにスキルがあっても,人として信頼できないという状況では,長期的にはうまくいかなくなってしまう。
では,どうすれば,相手から人として信頼を得ることができるのか。
以下のような項目なのだと思う。
① 誠実であること(誠実でない人は信頼されない)
② 信念があること(信念がぶれる人は信頼されない)
③ 本音を言うこと(本音がわからない人は信頼されない)
④ 素直であること(素直さがない人は,成長しないし,信頼されない)
⑤ 愛があることこと(相手を思いやる愛がない人は信頼されない)
⑥ 裏表がないこと(裏表がある人は信頼されない)
⑦ 約束を守ること(約束を守らない人は信頼されない)
⑧ 相手を理解すること(相手の価値観を受け入れない人は,信頼されない)
信頼は,築くことは非常に多くの時間が必要。
しかし,崩れるのは,一瞬。
かつ,本当の自分を偽り,形式上,築こうということは難しい。
いくら形式上,築いたとしても,いつかメッキがはがれてしまう。
だからこそ,日ごろから『人格』,『マインド』及び『人としての正しさ』を磨くことが大切!
目標設定の重要性を理解し,スキルに対する目標を設定している人は多いが,
人格,マインド及び人としての正しさを磨くための明確な目標を設定している人は少ない。
人格や人としての正しさについて,話すと,
『あいつイタクネ,あいつアツクネ』といったリアクションを取られることも多いのが現状ではないか。
この価値観を払拭したい。
一流の人は,この人格・マインド及び人としての正しさの重要性を認識している。
内面の大切さを理解し,そのための意識を強く持っている人は少数派。
しかし,その少数派になることが重要。
人が重要性を持たないことに重要性を持つからこそ,一流になっっているという事実。
少数派になることを恐れる必要はない。
あいつイタクネといわれたら,
『そうだね。でもあなたは普通だね』
と伝えるぐらいでいいのではないか(笑)。
成果の測定が難しいし,日々成長を実感できないからこそ,疎かになりやすい。
誠実に,正しく生き,人から信頼される。
こんな素晴らしいことはないと思う!
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