またまた,モチベーションについて!
目標はあるのだけれど,どうしても実行できないという人に。
勉強をしている人なら,テレビを見てしまう・漫画を読んでしまう・ゲームをしてしまう。。。
ダイエットなら,つい甘いものを食べてしまう。。。
この原因のひとつは,得られる効用に対する価値に依存していると思う。
人は,基本的には楽をしたい生き物。
そのため,楽に効用が得られるものに流れてしまう。
テレビ・漫画・ゲームというのは,一切努力を伴わずに効用を得れるので,つい手を出してしまう。
しかし,その結果,時間という最も貴重な資源を浪費してしまう。
この時
目標から得られる効用 < 目標を妨げている行動から得られる効用
になってしまっている。
だからこそ,
目標から得られる効用 > 目標を妨げている行動から得られる効用
にすればいい。
そのための改善点は,得られる効用に対する価値を変えることが有効。そのための方法は2つのアプローチがある。
① 目標から得られる効用に対する価値を上げる
② 目標を妨げている行動から得られる効用に対する価値を下げる
まず,目標から得られる効用に対する価値を高めるためには,短期的な効用よりも長期的な効用を大切にすることがお勧め。
つまり,短期的な利益をとると長期的な利益を失っていることを認識し,将来に対する効用に重要性を持つようにする。
これは,将来どうなりたい,将来どうはなりたくない等の将来に対する目標の設定の話。
成功する人は,短期的な効用よりも長期的な効用に価値を置いている。
今回,メインでお伝えしたいのが,目標を妨げている行動から得られる効用に対する価値を下げること。
こちらの価値が下がれば,相対的に目標からえられる効用の価値が上がる。
そのために,くだらないテレビを見る(役に立つ番組は良い)・漫画を読む・ゲームをすることのデメリットを認識する。
人生で最も貴重な資源である時間をかなり浪費していること。
実は,ほとんど何も得れていないこと。
その時間の機会コスト(他のことをしていれば,どれだけ成長できたか,何を得れたか)を考える。
考えることをしないので,どんどん脳が退化する。
成功している人ほど,くだらない番組のテレビを見ない,漫画を読まない。
その代り,本を読む,考える,人と会う。
例外はあると思うが,大体当てはまると思っている。
つまり,目標を妨げている行動から得れている効用は偽物の効用であり,長い人生にとって,自分に対する効用全体をどれだけ下げているかを認識する。
そうすれば,自然にそのようなものに時間を浪費することが少なくなるはず。
当然,必要な余暇としては時間を使って構わない。
人は,常に走れないので,余暇は必要。
ただ,目標達成を大きく妨げるほど,時間を浪費してはいけない。
人に与えられた一番貴重な資源は時間。
時間の価値を見直すことにより,今やるべきことが見えてくると思う。