どんな分野でも一流を目指してほしい。
それは,一流になる意義が想像よりもはるかに大きいと思っているから。
大きな意義は,以下の3つです。
1.やりがい・充実度が違う
2.効率性が変わり,大きな成果が出せる
3.本当の自由が手に入る
1.やりがい・充実度が違う
一流の人は,仕事に対するやりがいや充実度が違う。
仮に自分は二流で,他の人からサービスを受けたほうがいいと本音で思っている場合は,仕事でやりがいや充実度を感じることは難しい。
その結果,これは仕事だからと自分を納得させようとする。そして,仕事にやりがいがなくなり,惰性になる。
自分を磨き,自分の価値に自信を持つからこそ,やりがい・充実度を感じるような状況になることが理想である。
2.効率性が変わり,大きな成果が出せる
よく,人脈は大切という。しかし,多くの人が,単に知り合いなことを人脈と思っている。
本当の人脈とは,相手と知り合いなのではなく,相手が一緒に物事を取り組みたいと思うことである。
ある分野で一流になると,他の分野の一流と自然に知り合い,自然に協力するようになる。
すべての分野を一人で一流になることはできない。そうしようとするとすべて二流で終わってしまう気がする。
ある分野で一流になり,他の分野の一流の方と協力することにより,効率性が数段上がり,大きな成果を達成する可能性が飛躍的に高まると思う。
多くの分野で一流を目指すことはやめたい。
3.本当の自由が手に入る
本当の自由とは,経済的な問題から解放され,自分の本当にやりたいことを自由にやれる状態。
一流になると,当然収入もあがり,,本当の意味での自由を手に入れることが可能だと思う。
実際,その道を極めた方が,本当に自分のやりたいことに舵を切り,動いていることをよく見かける。
これこそ,その道を極めた方のあるべき姿なんだなと。
一流の意義は,その他にも多々あるが,上記の内容だけでも相当大きな意義を持っている。
最近,若者を見ていて思うのが,色々な経験を積むという言葉を間違えている気がしている。
何でもかんでも中途半端に手をだし,すべて二流で終わっている。
語学もやりたい・サークルもやりたい・インターンもやりたい・留学もしたい・資格もほしい・体育会も就職に有利。。。
その先の目的をしっかり考えていないとこういう思考になってしまう。
なぜなら,すべてのことで得れるものが違うので,隣の芝が青く見えてしまう。
しかし,その結果,すべて中途半端になるということを肝に銘じてほしい。
資格なら資格 語学ならTOEIC900点以上を目指す・サークルなら本気で日本でないようなサークルを目指す
留学なら,語学だけでなく,世界の価値観を誰よりも吸収してくる・部活ならすべてに本気で取り組む。
一つのことに集中し,一流になる過程で色々な経験をする。
そして,一流になった後で,視野を広げ,プロフェッショナルかつゼネラリストを目指してほしい。
皆さんが,今ふと浮かぶ,成功者を数名あげてほしい。
彼らが,どれだけその分野に一点集中していたかを想像してほしい。
その結果,彼らがある。
そのためには,同時に色々なことを行うのではなく,一つに事に集中していく。
CPAの去年の合格者にこういう人間がいる。
公認会計士を1年半集中し,一気に合格し,
合格後の1年で,英語を一気にTOEICの点数を600点以上上げ,950点にした。
こういう人は強い。
多くの人が,なんとなく英語やりたいと思い,結局,中途半端になっている。
公認会計士にしても語学にしても,やるならとことんやるべき。
そして,達成してから,次のことに取り組む。これでも本当に多くの経験を積める。
これからの時代,プロフェッショナルやゼネラリストが求められてはいないと思っている。
プロフェッショナルかつゼネラリストこそが,真に求められている。
だからこそ,一つずつ一流を目指したい。
得れることを,経験できる分野の数ではなく,その分野の深さで測定できるようになるといいと思う!