公認会計士試験の5月短答式試験を受ける方は、5月の短答式試験の傾向がどうなるのかが気になっていると思います。
もちろん、大事なことは目の前の学習に集中し、合格レベルの実力を養成することなのですが、それでも気になる方もいると思いますので、現時点で想定できることについて説明していこうと思います。
1.合格人数について
論文式合格者を昨年と同程度の1,076名程度にする場合には、今年の短答式本試験で1,500名の合格者が必要になります。また、1,020名程度に減少させる場合には、1,350名程度になると予想されます。
12月の本試験で、ボーダーを60まで下げて883人合格させたことを勘案すると、合格者をこれ以上大きくは減らしたくないという意図が見受けられます。
よって、さすがに、合格者を1,000名以下にすることは想定しづらいので、今年の短答式合格者は、1,350名から1,500名程度の間になる可能性が一番高いと思っています。
その場合、12月の試験で883名が合格しましたので、差し引くと、470名から620名程度になります。
2.合格率について
次回の5月の受験者数は、欠席者を除けば、実質4,500名を下回ってくるのではないでしょうか。そのため、実質合格率は、10%~14%程度になる可能性が高いと思います。
12月の合格者・短答免除者を除いたうえでの上記合格率ですので、絶好のチャンスだと思います!!
3.難易度について
問題の難易度については、前回の12月が60%であったため、通常は70%が基準ですが、5月もある程度難しめに出題され、ボーダーが60%~65%の間ぐらいになるのではないでしょうか。
そのため、ある程度難しい問題が出題されることが想定されるため、難易度の高い問題の中でも、拾う問題を確実に拾う練習を積んでもらえればと思います。
4.出題形式について
12月は、6択の問題が増えたり、財務会計論の総合問題が1問であったり、色々出題の傾向が変化してきています。どのような出題形式の傾向になるかを、1回・2回の試験で決めるけるのはよくないので、以前の出題形式も頭には想定しつつ、12月と同じ傾向の可能性が高いと思います。
そのため、6択対策や、総合問題が1問になった場合になれるようにしてください。その辺は、今後の短答答練や模擬試験棟で慣れてもらえれば十分だと思います。
以上のような予想が、現時点での感覚になります。
不確定な要素も多分にありますが、参考にしてもらえればと思います!!
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