昨日は、経営者が50名程度集まり、交流会を開催しました。
その時に、私が尊敬する経営者のかたの乾杯の挨拶が、とても心に残ったので、ご紹介します。
端的な乾杯のスピーチで、その経営者の方が伝えたかったことは、以下の2つです。
・3回チャレンジすれば成功する
・人生は3年で劇的に変わる
1.3回チャレンジすれば成功する
じゃんけんでも、3回やれば勝てるんです。色々な挑戦も何回もチャレンジすれば自ずと成功します。じゃんけんをしなければ勝てないけど、じゃんけんし続ければ、3回に1回は勝てる。どんどんチャレンジして、楽しんでいきましょう!
2.人生は3年で劇的に変わる
石の上にも3年と言いますが、3年間本気で取り組めば、人生は劇的に変わります。3年で本当に変わるんです。その間に、色々なことがあると思いますが、3年後には劇的に変わるので、まずは3年間継続しましょう!
というような、内容でした。(私の個人的な解釈も混ざってしまっていますので、その辺はご了承ください)
そして、この内容に、心から共感します。
自分の経験でも、色々チャレンジすれば、うまくいかないことも沢山あります(じゃんけんで負ける)が、うまくいくこともどんどん増えていく(じゃんけんで勝つこと)と実感しています。
また、じゃんけんはいつまでたっても負けたり勝ったりですが、その他の挑戦は、経験を積むことで、よりかつ可能性まで高められることが多いです。
だからこそ、まずは、チャレンジし続けること、動き続けることはとても大切だと感じます。
次に、人生は3年で劇的に変わる。これも自分の経験からその通りだと思います。私の中で3年間で劇的に変わった時期は、
- 小学4年生から6年生の3年間
- 大学1年から3年の3年間
- 社会人最初の3年間
- 32歳から35歳の3年間
が挙げられます。
まず、①は中学受験の時期です。それまでは、地元も公立小学校に通いながら、サッカースクールや野球スクール、水泳スクールなど、自分が楽しいと思える活動だけをしていました。ピアノなどは習ってもすぐやめてました。そして、小学4年生のころから受験用の学習塾に通い、受験勉強とサッカースクールなどを両立させるハードな三年間を送りました。でも、その3年後には、慶応普通部に入学し、生活環境はガラッと変わったと思います。
②は、会計士の受験時期です。高校時代までは、体育会の部活やマージャン、友達との遊びばかりしていまして、まじめに学業に取り組むことも、将来について真剣に考えることもありませんでした。でも、会計士の勉強を通じ、合格した3年間を振り返ると、また人生は劇的に変わっていたなと思います。
③は、社会人の最初の3年間。CPA会計学院に就職した自分は、最初は右も左もわからない中で、365日中360日ぐらい仕事をしていました。がむしゃらに、より良い教材と講義を追及していたと思います。その時も、3年後には、卒業時とは劇的に色々なものが変わっていました。
④は、4年前から去年までです。社会人になってからの10年余りは、ほぼCPAの校舎に張り付いて、講義・セミナー・資料作成などに明け暮れていました。
その10年は、自分の教育者としての土台を気づく時期だったので、大きかったのですが、4年前から、色々対外的な活動をスタートさせるようになっていきました。
合格後のキャリア支援であり、社会問題の啓蒙活動の次世代戦略会議であり、NPO法人の支援等のAFCの活動であり、日本の教育を考える勉強会などの活動であり、他の教育機関との様々な連携なり、活動範囲を広げてきました。この期間も3年間で様々なことが劇的に変化したなと思っています。
このように、3年間何かに打ち込むと、本当に人生は劇的に変化させることができると思います。その当時は全く見えていない世界観が、動けば動くほどに広がっていく気もします。
ですので、昨日のスピーチを聞いた時に、自分の経験に当てはめ、とても共感しましたし、素晴らしいスピーチだったと思いました。
エミアル株式会社の 林 正栄社長、本当に有難うございました。
皆さんも、
・3回チャレンジすれば成功する
・人生は3年で劇的に変わる
という言葉を信じ、色々なことに、本気で取り組み、楽しんでチャレンジしてほしいなと思います!