公認会計士の学習で総合講座を受講し、講義を受け直すメリット!

公認会計士を一度受験し、翌年度の合格を目指す場合には、

どのように学習するかを検討されている方もが多いと思います。

 

・既存の教材だけを使用し、独学で問題演習だけで対策をする

・苦手な部分の教材や講義だけ単価で申し込み学習する

・総合講座を申し込み学習する

などの選択をされる方が多いと思います。
どの方法が正解かは、一人ひとりの実力や置かれている環境にも左右されますので、
唯一絶対の正解はないので、最終的にはご自身で悔いのない選択をしてほしいと思います。

 

その上で、正確な統計は取れませんが、
今まで指導した学生を観ていて感じる実感としては、
翌年の合格率が高いのは、

総合講座>単価>独学


となっていると思います。

 

私も、来年度の合格確率を高めるためには、総合講座を申し込んでベストな対策を取ることをお薦めします。ではなぜ総合講座を申し込んだ方が合格の確率が上がるのかを、

『講義を再受講する意味』 と 『総合講座である意味』 の二つに分けて説明していきたいと思います。

 

1.講義を再受講するメリット!

(1)理解力を強化することができる

科目ごとの全体像の理解、論点ごとの全体像の理解、各具体的論点路の縦の繋がりの理解などの理解が、以下の理由で効率的な学習には不可欠である点は今までにも何度も述べてきていると思います。

・反復回数を減らせる

・ケアレスミスを減少させる

・対応力がつく

・忘れても思い出せるツールになる

この理解力については、独学ではなかなか効率的に強化ができないものになります。どうしても独学の場合には、現在の自分の世界観の中でのみ作業や思考をしてしまうため、あらたな視点の発見がなかなかできません。

科目ごとの全体像の理解や、論点ごとの全体像の理解など、より上位の概念に行けばいくほど、独学での習得は困難であるのですが、そこをマスターすれば学習の効率性は高まります。

ですので、講義を再受講することで、そのような大きな枠組みの理解を強化できるメリットは非常に大きいと言えます。


(2)質問できる

  講義を受講することで、疑問点が生じた場合にどんどん質問できる環境になります。校舎に通っていれば、講義後や校舎に常駐している講師にどんどん質問して疑問点を解消することができますし、通信講座の場合にも、電話などでどんどん質問することができます。

  何事でも一番効率がいいのは、マンツーマンの個別指導になります。その効果を得られる唯一のものが質問です。一人ひとりの疑問に対して、マンツーマンで回答していく質問を上手く活用して、理解の強化、勉強方法のアドバイスなど、きめ細やかなサポートを受けることが可能になります。

  せっかく専門学校に通っているのですから、自分が一番質問した学生だというぐらい、遠慮なく講師を活用した方がいいと思います。

 

(3)ペースメーカーになる

  講義は、ペースメーカーになります。講義を受け、その範囲の復習をしっかり行い、短答対策問題集まで反復することで、順番に論点を習得していくことができます。

  講義を受ける時間がもったいない。その時間も自習した方が多くの反復ができると思う方も多いかもしれませんが、それは誤解だと思っています。

  通常、講義を受けないで自習をしようとした場合の方が、だらだらしたり、集中力が低下し、結果として自習時間まで少なくなっているということも多いのではないでしょうか。

  それよりも、講義をペースメーカーにして、次の講義までに絶対に復習を完璧にするという目標を設定した方が、やるべきことも期日も明確になるため、メリハリもついて、結果、自習時間も多くなると思っています。そのため、講義を受けることで、理解も強化され、さらに、実質的に自習時間も増加する効果を狙えるわけです。

 

  上記のような内容が、再度講義を受講し直すメリットになります。

  仮に、CPAで経験者用の圧縮講義を短答式科目の全科目を受講しても、80講義程度です。

  一日一講義受講し、その復習まで行ったとしても、3か月もかかりません。短答式本試験まで6か月感あることを考えれば、講義を受けることで、合格の可能性を大きく高めることができると思います。

 

 では、講義を見直すメリットを述べたところで、次に、総合講座を受講するメリットについて述べたいと思います。

 

2.総合講座を受講するメリット

(1)単価の受講ではベストは尽くせない

  経済的な負担を少しでも少なくしようと、必要な部分だけ単価で受講する方も多いと思いますが、それは大きなデメリットがあります。

  仮に計算科目が弱いからと言って、計算科目の講義や答案練習だけ受講したとしましょう。その場合には、他の科目の教材は一切入手できないので、後ほど、やっぱりここも強化したいという部分が出てきても、受講することが困難になります。

  総合講座であれば、すべての講義と教材が手に入るわけですから、2か月後に、やはりこの科目もこういう対策をして強化する余裕が出てきた、この科目もなかなか点数が伸びないので、一部講義を受講しようなどの選択肢を常に自由に選ぶことができます。

  そのため、総合講座を受講した方が、その時々にベストと思える対策を選択できることに繋がります。

 

(2)12月短答後の初動が遅くなる

  独学や単価で学習している場合には、12月の短答後の初動がどうしても遅くなります。その後の論文用の講座を受講しようとしても、1月の合格発表までは動きづらい状況になります。

  12月の短答後、1月の発表までに、多くのライバルは租税法の学習や論文式の対策をスタートさせていきます。その1か月の遅れが、せっかく12月短答を合格しても、8月の合格率を下げるリスクがあります。

 

(3)逃げ道をなくすことで迷いを断つことができる

  12月に短答を受験してダメだった場合には、公認会計士をやめるという意思が固い場合でない限り、どんな結果であろうとも、5月や8月の論文式を目指すことになるはずです。

  その場合に、総合講座を受講し、もともと逃げ道をなくしているということは、余計な迷いを断つことに繋がり、学習に集中しやすい環境を作ることに繋がります。

  12月の結果次第ではどうしようか迷っているという状況で学習していると、どうしてもことあるごとにそのことについて考えてしまい、悩みや迷いが生まれます。

  人は、悩みや迷いが生じているときには集中することが難しい生き物ですので、結果として12月の合格の可能性も下げてしまうことに鳴ります。

  そのため、退路を断ち、合格だけに集中するんだという決意を自分自身に言い聞かせる効果も高いです。実際に、総合講座を受講した方の方が合格率が高いのも、そのような迷いを断っている効果も高いと思います。

 

(4)経済的にも大きなメリットがある

  単価で受講するか、総合講座で受講するかでは、論文まで学習する場合には、ほぼ差がなくなってしまいます。短答式に不合格であった場合には、10万から20万ぐらいは節約できるとは思います。

  しかし、本当に大切なのは、今年の支出を10万円から20万円抑えて、不合格になる確率を高めることではなく、一年でも早く合格し、監査法人で働く可能性を高めることだと思います。

  一年合格が遅くなる機会費用は、最低500万。出世が遅くなることも加味すれば、1,000万円以上の差が生じる可能性すらあります。

  学費については、親に申し訳ないと思うことも大事ですが、合格が一年遅れる方がよっぽど申し訳ないので、そこは頭を下げて援助してもらうことも大事だと思います。

  様々な理由で親などに出してもらえない場合にも、教育ローンなどで、分割の支払いや合格後に支払う手段もあります。また、CPAでも、経済的に学費を払えない方に対しては、就職後に分割で支払いを行う特待生制度も用意しています。

  そういう状況も勘案して、本当に独学で学習するのか、単価で学習するのか、それとも総合講座で学習するのかをしっかりと検討してもらえればと思います。

 

 来年合格する可能性を1%でも高めていくことが、最終的には大きなメリットになると信じていますので、是非、参考にしてみてください。また、何か相談等がある方は、いつでも連絡をもらえればと思います。

SNSでもご購読できます。

コメントを残す