公認会計士学習中のモチベーションの維持方法について!

公認会計士の学習中にモチベーションで悩む方は多いと思います。

・なかなか勉強に集中できない

・勉強よりも他の予定を優先してしまい、学習時間が確保できない

など、色々な悩みがあると思います。

 

しかし、会計士試験に合格するための学習時間を確保することは大切ですし、同じ学習時間でも集中して学習するか否かにより、数倍の効果の差も出てしまいます。

 

そのため、今までもモチベーションについては、多くの記事を書いてきましたが、再度要点をまとめて書いてみようと思いました。今、モチベーションで壁を感じている方に少しでも参考になればと思います。

1.そもそもモチベーションとは

モチベーションは、目標に向かって進んでいく推進力だと思います。そのため、モチベーションは、その目標を達成したいという想いの強さに比例します。

そして、その目標を達成したいという想いの強さは、その目標を達成した時に自分が得られるメリットの大きさに比例します。

そのため、究極的に人は、自分にメリットを感じることにしかモチベーションが働かない生き物だと理解しています。

 

公認会計士の試験であれば、合格というメリットを感じるからこそ、多くの人が頑張るのですが、困難に直面する、思うように勉強が進まない等のメリットの獲得可能性に疑義が生じると、モチベーションが低下する仕組みになっています。

 

逆に、困難に直面しても自分は達成できると思える人はモチベーションの維持がやりやすくなります。

 

このように、モチベーションは、目標を達成した場合のメリットの大きさと、その達成可能性の両者により英影響を受けているのです。

 

そのため、メリットを多く感じることと、自分が達成できると信じられることがモチベーションの維持には大切になります。

また、モチベーションはあげようと意識するのではなく、最初に高まっているものをどう維持するようにするかという視点が大切になります。誰しも、やろうと決意した時はモチベーションがあるのですが、困難に直面した時に、そのモチベーションが継続する人と、徐々に低下していく人に分かれてしまうのです。

では、どうすれば、困難に直面しても、モチベーションの維持を図れるのでしょうか。

 

2.メリットを感じるポイントをできる限り多くする

(1)メリットを感じるポイントをできる限り多くする

モチベーションを維持するための大事な要因の一つが、メリットを感じることですが、そのメリットを一つでも多く感じることが重要になります。例えば、公認会計士の試験であれば、まず多くの人がメリットを感じる点が高い給料と安定ではないでしょうか。

しかし、本気で公認会計士試験に取り組み合格することで、それ以外にも沢山のメリットを享受することができます。

同じ学習をしていても、合格するかどうかだけにしかメリットを置いていないと、合格に疑義が出た段階で、すぐにモチベーションの低下につながります。

対して、同じ学習でも、合格だけでなく、自分の知識がどんどん増えていること、目的達成のための課題発見力、課題解決力が養われていること、忍耐力が養われていること、論理的思考力が養われていること、物事の本質をつかむ力が養われていること、集中力が養われていること、コミュニケーション能力が養われていることetcなど、無限にメリットポイントを意識できる方は、モチベーションが低下しづらいと言えます。

 

日々の一つの経験にしても、そこからどれだけのものを吸収できるかによって、意味は全く変わってしまいます。勉強中の一つひとつの経験から得られるメリットをどれだけ多く認識できるかは、モチベーションの維持の大切な要因の一つと言えます。

 

 

(2)一つのメリットからも多角的なメリットを認識する

また、合格後のお金というメリット一つとっても、どれだけ多角的にメリットを感じれるかも大きな影響を与えます。合格して、初任給が500万円~600万円、将来的には、1,500万円程度は稼げるという点だけをモチベーションとしている場合には、モチベーションの低下が生じやすくなります。

なぜなら、困難に直面した時に、平均年収1,000万円程度の会社は上場企業にも25社ぐらいあるので、他の平均年収の高い会社に就職すればいいやと思ってしまいます。

また、そこまでお給料が高くなくてもいいやと思ってしまうこともあるのではないでしょうか。

しかし、実際には、一流企業に勤めていても、今後の社会では安定した高収入が約束されるわけではありません。自分が実力をつけていないと環境に依存することになってしまいます。

また、お給料も、若い独身時代を考えればそこまで高くなくてもいいかもしれません。しかし、結婚して家庭を養うことを考えれば、多くのお給料を稼ぐことはとても大きなメリットになります。

また、安定だけであれば公務員でもいいかなと思うかもしれません。しかし、公務員も解雇が自由にできるようになってしまえば、最も不安定な職業に豹変してしまう可能性も否定できません。

また、公認会計士のような士業には、実質的な定年がなく、何歳になっても元気であれば収入を稼ぐ手段が豊富にあるというメリットもあると思います。

つまり、高い報酬や安定というメリット一つとっても、長期的に多角的にメリットを感じていれば、モチベーションの維持には役に立つのです。

 

2.できると信じる気持ち

メリットを感じるポイントを多くしたり多角的にすることと同時に、合格できると信じることが重要になります。これは何も盲目的に信じるという意味ではなく、正しい学習方法で正しい学習量を実践すれば、誰でも合格できるのが公認会計士であるという事実を強く認識することだと思います。

これは、公認会計士試験に限らず、一般にある程度難易度が高いと言われていることにも共通していて、多くの人が達成できない一番の理由は、正しい方法で正しい量をやる前に勝手に諦めているからです。

大抵のことは、あきらめずにやる抜くことで達成できるので、まずは、自分はちゃんとやれば必ず合格できるという想いを強く持つことだと思います。

この合格に対する疑義こそが、多くの人のモチベーションが下がる最大の要因だと感じています。

 

 

3.隣の芝が青く見えることを理解しておく

壁にぶつかった時に、自分には無理ではないか、自分のやりたいことは別にあるのではないかという気持ちになることがあると思います。

これは、本能的に、現実逃避したいと感じた時に、自分を正当化するために、無理なのではなく、やりたくないからやらないと思い込みたいという防衛本能なのだと思っています。

自分のメンタル的なことから自分の心を守ることは大切なことも多々あります。そのため、本当に今が苦しいだけなのであれば、別の道を選ぶことが正解だと思います。

しかし、他の道に進んでも、同じような壁は必ず訪れるという意識も大事だと思います。どの世界でも大体苦労と成果は比例していると思います。

本当に楽な道で大きな成果が得れるものがあればみなそこに殺到し競争率が上がっていくので。

そのため、どの道を選択しても、このレベルの壁を越えなければいけないと認識することだと思います。

その超える道をどこにするかは選択の問題ですが、他に本当にやりたいことがあるのであればその道で超えればいいですが、他にやりたいこともないが、現実逃避をしたいので他の道を探すのはあまり得策ではないと感じています。

どうしても隣の芝が青く見えてしまうのも人間の本能だと思います。

そのことを踏まえたうえで、自分が将来どうなりたいのか、その将来像のために超えないといけない壁なのかどうかを判断することで、必要と感じれば、モチベーションは高まるのではないでしょうか。

 

4.最終的に達成されない場合をリアルに想像する

人間は想像できないものに必要以上に恐怖を感じる生き物だと思います。そのため、まずは達成できなかった最悪の状況をリアルに想像します。もちろん達成できるに越したことはないですが、万が一、達成できなかった場合にも、死ぬわけではないし、知識も様々なソフトスキルもついています。

自分のメンタルさえ負けていなければ、いくらでもそこから挽回ができると思えると、必要以上に不安になることがなくなります。

社会人生活は50年ととても長いので、うまくいくことも上手くいかないことも多々あります。その時に50年全体で勝つ回数を増やすことに集中することが大切です。そのためには、果敢に色々なことにチャレンジし、その時その時を本気で取り組んでいれば、色々な経験や力が養われ、その後の人生の大きな糧になっていきます。逆に、失敗を恐れ、チャレンジをしないと、実力が養われていかないので、どんどん選択肢も少なくなっていく危険があります。

そのため、若い時は特に果敢にチャレンジして、自分の将来の可能性を高めることこそ、将来的なリスクを小さくする方法だととらえてみてほしいと思います。

 

苦労が多きいほど、不安も大きくなり、モチベーションの維持が難しくなるかもしれません。しかし、苦労が大きいものほど、その過程でも大きく成長しているし、達成した時の成果もとても大きなものになります。

 

そのような考え方をすることで、現在、自分が成長していないのが一番リスクであると思えることこそが、モチベーションの維持にはとても大事なのではないでしょうか。

 

5.まとめ

 

いろいろ述べてきましたが、まとめると、

 

・目標を達成した時のメリットをどれだけ多く感じれるか

・その達成可能性を信じれるのか ・達成できないかもという不安よりも、チャレンジしないで成長していないことの方が大きなリスクである

 

という思考になれれば、モチベーションを長期間維持することが比較的容易になると思っています。

また、3年・10年・20年とモチベーションを維持させるためには、上記のような考え方が不可欠なようにも感じています。

 

自分も、これからの人生で、まだまだやりたいことが沢山あります。

それを実現できれば多くのメリットを得られると自分自身が感じているし、チャレンジし続ければ達成できるのではないかと思えるからこそ、日々の目の前のことに本気で取り組めると思っています。

もちろん、達成できないかもしれません。でも、チャレンジし続け、自分が成長し続けることで、多くのことが実現できる可能性は確実に高まっているので、自分なりに精一杯やるだけだなという心境を大事にしています。

そして、上手くいかなくたって、その過程で今よりも成長していれば、やり方を工夫することもできるし、そこからまた別のやりたいと本気で思えることにチャレンジしていけばいいし、その方が楽しくて充実した人生を選択できると思っています。

 

壁にぶつかって、モチベーションが低下してるかなと感じた時には、目の前のメリットデメリットだけで判断するのではなく、どういう選択をすることが、本当に自分の人生を長期的に充実させ、楽しく生きれるのかを考えて、頑張るのか、別の道を選ぶのかを自分自身で決定してほしいなと思います。

 

モチベーションだけは、自分の内側から日々湧き出てくるものなので、自分の心と真剣に向き合い、納得感を得ることが大切ではないでしょうか。

 

モチベーション。何をやるにも大切なものですので、これを機に、もう一度自分の内側から出てくるやる気は、どうすればより力強くなるのかということを考えてもらえればと思います。

 

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