公認会計士試験 現状の試験傾向を踏まえ、5月短答に向けた簿記の対策の仕方について!

今日CPAでは、財務会計論の5月向け短答直前答練の第1回目の答練が実施されています。

 

目の前でテストを受けている学生さんを見ていると、全員5月に合格してほしいなという気持ちになります。

 

なので、解説の講義でも伝えましたが、現状の試験傾向とそれに見合った学習対策について少し説明していきたいと思います。

1.試験傾向

ここ数回の短答式試験は、総合問題が1問(6点×4問)、個別問題が9問から11問(1問8点)程度出題される傾向にあります。

 

総合問題は、従来2問の時と比べ比重が大きく下がったので、連結の総合問題対策(応用論点は除く)のみを行うでもいいと思います。(余裕のある方は、連結の応用論点や他の構造論点などの対策もした方がいいですが)

連結以外の論点は最低限の知識を入れておけば、万が一出題されても、4問中2問は拾えると思います。

 

また、個別論点の問題も過去12回程度の本試験を分析することで、相当程度重要性の判断が可能です。

 

他の科目に比較して圧倒的にボリュームの多い財務会計論(計算)だからこそ、まずは本試験の傾向をしっかりと理解し、効率的な対策を立てるようにしてほしいと思います。

 

2.重要性の判断

では、個別論点として重要の判断について簡単に説明していきます。

 

まずは、特に重要な論点は、以下のような論点です。

・現金預金

・金融商品会計(有価証券と貸倒)

・有形固定資産(減損・リース含む)

・無形固定資産(ソフトウェアなど)

・株式会社会計

・外貨建取引(通常の換算・有価証券と為替予約)

・税効果会計

・退職給付引当金

・社債

・ストックオプション

・資産除去債務

・包括利益

 

そして、重要性が極めて低い論点は以下の通りです

・製造業会計

・本支店会計

・本社工場会計

・在外支店

・一株当たり

・分配可能額

・帳簿組織、伝票

・建設業会計

・四半期財務諸表

※ただし、上記論点でも、本支店会計の簡単な当期純利益を算定する問題や、建設業会計の売上総利益を出させる問題など、一部典型問題については対策することがお薦めです。(費用対効果は悪くない)

 

また、それなりに出題されるが、難易度や範囲の膨大さから、費用対効果が低いのが、

・連結CF、在外連結CF

・商品売買取引

・特殊商品売買取引

・組織再編

・個別CF

などになります。

 

上記の重要性が低い論点と合わせて、3問程度は出題される可能性は高いですが、その他の論点から7割程度は出題されることを考えると、後回しにすべき論点と言えると思います。

 

これからの追い込みの時期に、他の科目とのバランスを考え、簿記に使える時間は限られると思います。その限られた時間の中では、まず重要性の高い論点の精度を徹底的に高め、余裕があれば、その他の論点に広げていくというスタンスは大切にしてほしいと思います。

 

3.合格点を取りに行く戦略

近年の短答式は、合格ボーダーが65%~70%(325点から350点)程度の間になる可能性が高いと言えます。

その際に、ボーダーを前回の67%(335点)と仮定すると、理論3科目で、75%~80%の点数を獲得できれば、225点~240点獲得することができます。

そうすれば、簿記と管理会計論で95点から110点でボーダーに行くことができます。これは計算で5割程度死守できれば、十分に理論科目でカバーできることを示しています。

 

もちろん、計算でも70%を獲得し、理論でも80%を獲得すれば、76%以上の高得点で余裕で合格できます。しかし、優先順位としては、まずは理論科目を仕上げることを優先し、計算は何としても50%を死守するという意識を大切にして、勉強計画を立ててほしいと思います。

その延長で結果、計算が60%、70%と取れるようになればベストです!

(既に計算が得意科目になっている方は上記話は無視してください。あとは理論を仕上げてもらえば大丈夫です)

 

短答式本試験まであと3カ月強。

勉強量も勉強のやり方もとても大切ですが、重要性の判断に基づく勉強計画の強弱もとても重要な要素です。

今回は、重要性の判断について少し解説しましたので、参考にしてもらえればと思います。

 

5月合格して、一気に8月も合格してやりましょう!!

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